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ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
最後に闇は光となる
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滅した後、白い部屋に居た」
「白い……部屋」
「そう。そこで、俺はロリ神にーーーー俺の担当の神様な?ーーーー言われたんだ。重大な事が起きたってな」
翔夜は来人を見て言う。
「来人、お前の願いが受理されちまったんだよ、向こうでな」
「「「「「はぁあああ!?」」」」」
ダークを除く全員が叫ぶ。
「ちょっ、それ、大丈夫なのか!?」
キリトが言う。
「ああ、問題無い。ロリ神が言うには、平行世界の俺が俺に此方で生きる力を与えたから存在出来る様になったらしい。その時の記憶やらを俺に与えてな。だから、俺はこの世界の黒鉄翔夜であり、また、平行世界の黒鉄翔夜でもある」
「……な、何か話に付いていけない」
「誰だってそうさ、来人」
翔夜は来人に言うと、明日奈が詩乃に言う。
「まぁ、それは後で詳しく聞くとして……あの……朝田さん」
「は、はい」
「私がこんなこと言うのも変かもしれないけど……ごめんなさい、怖い目に遭わせてしまって」
「いえ……そんな……」
詩乃は急いで首を振ると、言う。
「今度の事件は、多分、私が呼び寄せてしまったものでもあるんです。私の性格とか、プレイスタイルとか……過去とか。そのせいで大会中パニックを起こしたけど……ここにいる翔夜がそれを全て受け止めてくれた」
詩乃は翔夜の肩に頭を乗せる。
「まぁ、そういうこった」
翔夜はそう言うと、キリトを見た。
「で、まだ終わらねぇんだろ。言えよ、今日、なんのつもりで俺らを呼んだか」
「……キリト君、多分、ばれてるよ?」
「……みたいだな」
すると、明日奈が口を開く。
「翔夜君、詩乃さん。実は、私とリズとキリト君、ライト君は昨日の月曜に学校を休んで、……市に行ってきたんです」
「「ーーーーーーーーー!!」」
驚きーーーー等では到底表現を表せない。
一瞬、アスナが何を言ったか、分からなくなった。
「……キリト、何故……」
「それは、ダーク、シノン、君達は会うべき人に会ってない……聞くべき言葉を聞いてないと思ったからだ。傷付けるかもしれない、きっとそうだろうと思ったけど……けど、ライトから話を聞いて、ライトに手伝ってもらって、直接事件のあった郵便局まで行って、お願いしたんだ。ある人の連絡先を教えて欲しい、と」
「「会うべき……人……?聞くべき言葉……?」」
すると、リズが立ち上がると、ドアまで行き、それを開けた。その奥から、一人の女性が姿を現した。
まさかーーーーーーーーー!
そして、その勘は正しかったと分かった。
「初めまして、朝田……詩乃さんと、黒鉄……翔夜さん、ですね?私は、大澤祥恵と申します。この子は瑞恵、四歳です」
すると、大きく息を吸ってから、はっきりとした声で言う。
「……私が東京に越して来たのは、この子が産まれてからです。それまでは、…
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