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ハイスクールD×ダオス
第2話 オカルト研究部
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は無い。命令だ!』
『はい!脚下!』

これでドライグは本当に大人しくなるだろう。ドライグの身体が色々とヤバい事になったが私は知らん。
取り敢えず、リアスとガイ、それに木場に言わねばならないな・・・

「お前達、三人供。私を可哀想な子だと思った様な暖かい目で私を見るのは止めろ!」
「安心して、イッセー。私は知ってるから。あなたが誰よりも優しい事は。」
「そうだぜ。イッセー。俺達はずっとお前の味方だからな!安心してくれよ!」
「イッセー君。僕も君の事は大切な友人だと思っているよ。だから、」
「「「元気出そう、イッセー!」」」
「違う!お前達、三人はとんでもない勘違いをしている!」

今まで、ドライグとの精神世界でのやり取りは人前でやると可哀想な子に見えていたのか・・・
これからは私だけの時にしか、やらない様にしよう・・・
とにかく、この空気は変えねばならないな。

「リアス。オカルト研究部の部室は思ったより充実した内容だな。」
「そうかしら?まあ、他の部室と比べれば寛げるんじゃないかしら。」

よし。何とか空気は変わった様だな。ガイも私が言った事と同じ様に感じたらしく、

「本当だよな。イッセーの言う様に思ったより充実した部室だよな。」
「あら?ガイ。あなたもこの部室が気に入ったのかしら?」
「ああ。もちろんだぜ。俺が思ったのと違って、殺風景じゃないからな。」

部室を誉めたまでは良かった。だが、最後の言葉は余計だったな。

「殺風景?どんな部室を想像していたのか聞きたいわね?」
「あ、あの。その・・・何というか、ええと。ごめんなさい!」
「後でお仕置きするから、それまでは寛いでなさい。部員が全員集まった後に自己紹介し終わった後に執行するから。それまでは十分に寛ぐといいわよ。」

ガイ。余計な事を言うからだ。ガイの顔が青ざめているが、自業自得だ。私は助けたくても助けられないからな。ガイ、無事に生きろ。私はそれだけを祈ってるぞ。
しばらくすると、部室に女性二人が入って来た。どうやら、オカルト研究部の部員が全員揃った様だな。
ん?一人は何処かで見た覚えが有るな?一体、何処だったか・・・

「ダ、ダオスさん!?何で、ここに・・・」
「「「「ダオス?」」」」

そうか。その名前で私の名前を呼べる存在は一人しかいないな。もう一人の名前を知らない部員も含めたこの場の全員がその名前で私を呼んだ事を驚いているな。

「久々だな。朱乃。どうやら、自分の事を認めてくれる存在に無事に出会えた様だな。」
「はい。あなたのお陰です。ダオスさん。」
「済まない。それは偽名だ。あの時は、私も狙われる可能性も十分に有った為に名乗った偽名なのだ。」
「そうだったんですね。あなたのお陰で私は、こうして生きてい
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