第2話 オカルト研究部
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のね。二人供。結構、大人びているし頼れそうね。」
そう言って去っていたが、どうするか。ガイはまだ気絶しているしな。仕方ない。ガイの家に私が送るとするか。私はガイを背負っていき、ガイの家で有るマンションにまで運んで行くと、マンションのオーナーから合鍵を借りてガイの部屋に入り、ガイをベッドに置いた。その後にオーナーに合鍵を返した後に自宅に帰った私は風呂に入った後に食事を済ませた後に、直ぐに寝た。
その日の夜中、イッセーとガイ、リアスがいた場所に一人の青い長髪の男が立っていた。
「おかしい。確かにここに強者の気配がした筈なのだが、見当たらないな。どうやら、来るのが少し遅かった様だな。だが、ここに俺の渇きと飢えを満たす強者がいるのは確かだ。今日は仕方ない。この場から去るか。次は絶対に逃さないぞ。ブルアァァァ!!」
男が雄叫びを挙げるとその場から姿を消したのだった。
次の日、駒王学園で何時も通りの時間を放課後まで過ごした私とガイはリアスが言っていた向かえが来るのを待っていた。ついでに、おととい、私がお仕置きした事で昨日は入院して学園に来れなかった松田と元浜なのだが、本日を持って退院したらしく、明日から学園に来るらしい。おかしい、全身の火傷が2日で治るとは、恐ろしい回復力の持ち主だな。松田と元浜。コイツら、もしかすると前世はゴキブリか?
『相棒。さすがに失礼だろ。ゴキブリは・・・』
『ごもっともなツッコミ感謝するぞ、ドライグ。』
うむ。やっぱり、ドライグとの精神世界での漫才が一番の時間稼ぎだな。
『俺は相棒にとっては、時間稼ぎの道具にしか過ぎないのかぁぁ!?』
『その通りだ。よく気付いたな、ドライグよ。』
『否定しろよ!俺は相棒のオモチャじゃねえ!!』
それにだ。ドライグは最近、耐久性も上がってきたからな。ダオスレーザーを喰らっても、直ぐに立ち上がる様になった。
『そりゃ、何度も攻撃を受けたら自然と耐久性が増しますよ!』
うむ。そろそろリアスの眷属が向かえに来る筈だ。ドライグに構うのはここまでとしよう。
『無視かよ!』
私とガイが向かえを待つが、さすがに遅いな。そろそろ来てもおかしくない筈なのだがな。
「なあ、イッセー。本当にオカルト研究部に行かないとダメなのか?」
「そうだ。ガイ、腹を括れ。今のお前は人間では無く、悪魔の一人だ。悪魔と敵対する存在にいつ狙われたとしてもおかしくない。だから、リアスが所属するオカルト研究部はガイの安全の為にも入らねばならない。」
「もう、あの頃の様に平和な学園生活は送れないんだな・・・」
ガイが遠い目をして物思いにふけるというよりは現実逃避をしているが、そんな事は意味為さないぞ。
「ゴメン。道に迷っていた一年生
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