第06話 太平洋連邦
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いノルマを化すようになるが、プラントの技術者がストライキやオーブへの移住者が増え供給力が低下する。
また、非理事国からはプラントの重いノルマに対して、理事国への批判が高まる。
■C.E.61年 8月 2日
パトリック・ザラ委員がプラント内で反コーディネイターの組織によるテロに遭うが、光輝が事前に察知しており、テログループを捕獲した。
背後に秘密結社ロゴスを突き止め、テロを煽った軍需産業複合体の存在をマスコミに公開した。マスコミは理事国の軍需産業複合体を糾弾した。
危機感を覚えたザラ委員は、月面都市 "アポロ" (エクリプス社が開発した都市)に身分を隠して、息子のアスランを留学させる。
"アポロ" (原作ではコペルニクス)の幼年学校で、キラとアスラン、ヒカルが出会う(共に6歳)。
ヒカルは光輝の遺伝子を元に、遺伝子操作されて生まれたコーディネーターである。
■C.E.63年 5月28日
オーブ連合首長国、軌道エレベータ "アメノミハシラ" が完成。
開発に5年掛かった。
■C.E.63年 6月 1日
オーブ連合首長国を代表として、太平洋連邦が設立された。
日本は主権を持っていなかった為、東アジア共和国からの独立と太平洋連邦の加盟が1ヶ月遅れた。
■C.E.63年 6月 8日
南アメリカ合衆国とアフリカ共同体がオーブ連合首長国の支援を元に、軌道エレベータを建設開始。
■C.E.63年 8月16日
プラントのエネルギー生産部門が、ブルー・コスモスのテロにより破壊された。
評議会は理事会に一時的な輸出停止を申し入れるが、理事国側は拒否した為、プラントは深刻なエネルギー危機に陥る。
理事会のやり方を批判して、プラント技術者の一斉サポタージュや移住を開始した。
これに対し、理事国はモビルアーマー艦隊でプラントを威嚇するも、プラント内では理事国からの独立論が声高に叫ばれ始める。
シーゲル・クラインとパトリック・ザラの両評議会議員を筆頭にして、理事国からの独立を目指すグループが結束して水面下で活発な活動する。
モビルスーツの軍事転用の研究が始まる。
■C.E.63年 8月17日
テロの詳細が明らかにされる。背後にアズラエル財閥が示唆していた事が判明する。
国防産業連合の理事のアズラエルが老化防止の遺伝子操作されていた事も報道され、ブルー・コスモスが単なる反コーディネーター組織でないと分かり、世論が反軍需産業複合体へと移る。
また、理事国への批判も集中した。理事国に加盟していた国の中にも脱退の検討に入る国が続出した。
これは光輝の意図した事であり、プラントのエネルギー生産部門の人員も事前に保護していた。
内々にモビルアーマーの威嚇に対しては、銀河英雄伝説の世界のスパルタニアン(単座式戦闘艇
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