第06話 太平洋連邦
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■C.E.58年 9月 1日
エクリプス社が独自にアポロクレータに月面都市を建設開始。
銀河英雄伝説の世界の技術を使い、都市内部の重力を1Gにする予定です。
■C.E.58年10月 8日
エクリプス社がハワイ諸島にギガフロートを建設開始。
■C.E.58年10月24日
エクリプス社が伊豆諸島と小笠原諸島、沖縄諸島にギガフロートを建設開始。
■C.E.58年11月 1日
オーブ連合首長国は水面下で、アフリカ共同体(北アフリカ、西アフリカ地域)とスカンジナビア王国、赤道連合(東南アジア、南アジア地域)、大洋州連合(オセアニア地域)、東アジア共和国の旧日本国家、汎ムスリム会議(西アジアの国々のうち、ペルシャ湾沿岸に面さない紅海沿岸の国、及びインド、マレーシアなど東南アジア諸国)、南アメリカ合衆国などに、技術協力を申し出た。
来たるべきナチュラルとコーディネーターの戦争に加担しないようにする為の布石である。
■C.E.59年 1月10日
エクリプス社が極秘に、火星のテラフォーミングを開始。
アステロイドベルトより小惑星を火星に移送を開始した。
火星の重力と磁場を地球に近づける為である。
その一方で火星のラグランジェ点の太陽側の左右60度に太陽の反射ミラーの建造にも着手する。
ミラーが完成すると火星から見て太陽が三つに見える形になる。
C.E.59年 4月 1日 オーブ連合首長国 オロファト(首都) 国際会議場
Side ウズミ・ナラ・アスハ
「本日はお集まり頂いて、恐悦至極に存じます。」
ウズミが挨拶する。ここに出席しているのは、太平洋の諸国や地域の代表である。事前に反コーディネーター派の諸国は除いている。
また、極秘の会談なっており、公式な発表もされていない。
「本日の会談の主旨は、太平洋連邦の設立についてです。
我が国では軌道エレベーターを建造しております。完成した時には、太平洋連邦の共同の管理下に置き、太平洋連邦の参加地域には軌道エレベーターの使用権を平等に配分します。また、軌道ステーションには太陽光発電所所を作る予定となっています。安価なエネルギーを供給出来ます。
軌道エレベーターを中心に新たな経済圏を作ろうではありませんか。」
ここに集まった地域はプラント理事国以外の国々で、プラントの恩恵を受けていない国々であった。
軌道エレベーターが完成すれば図りし得ない恩恵を受ける事になる。
ウズミ・ナラ・アスハの主導の元、全会一致で太平洋連邦の擁立に向けて動きだした。
Sideout
■C.E.60年
プラントの地球へのエネルギー・工業製品供給地化が進む。
出資したプラント理事国家は恩恵に与って、その経済圏の強大化が進む。
理事会は、プラントに重
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