第35話 使い魔品評会
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ていない。
今のハクオウは肩に乗れる程度の姿をしていたが、姿を本来の大きさにすると、シルフィードより一回り小さいが、見事な白の竜として、空を舞った。
擬人化すると白の甲冑を身に着けており、尻尾は鱗で覆われていた。
シルフィードが18歳ぐらいの美少女なら、ハクオウは15歳ぐらいの美少年である。
最後にルイズと司がステージに上がった。
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール、二つ名は虚無、使い魔は司・一条です。」
司はデルフリンガーを抜くと、華麗な剣舞をして見せた。そして10体のゴーレムを出すと、居合抜きでゴーレムを斬り伏せた。
勿論、ルイズが優勝であった。アンリエッタ姫からティアラを直接に賜る栄誉を貰った。
Sideout
因みにアンリエッタも12歳でスクウェア・メイジとなっており、その時に使い魔召喚を行っており、虹色に輝くスライムを呼び出している。
名前はスラくんと付けられたが、中性体で男女の区別はない。
擬人化で透明なジェル状の姿をしており、中性的な美少年である。
光輝達もスライムの存在を知らなかった。
後日、ラグドリアン湖の水位が僅かに上昇している事に気付いて、モンモランシ伯爵に頼んで水の精霊を呼び出して貰った。
事情を聞き、スライムが一個体が行方不明と聞いて、アンリエッタ姫が召喚してしまったことを話すと、これも大いなる意思の思召しと、水位を戻してくれた。
その後、トリスタニア王宮に大きな池を創り、ラグドリアン湖に祭壇を建てた。また、ラグドリアン湖の水底にクリスタルの王宮を建てた。これに喜んだ水の精霊と一条家は友誼を結んでいる。
スライムは水の精霊の原種であることも分かった。それ以降、スライムを大切に扱っている。
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