第2巻
謁見の間×神国王創造神登場
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う事になった」
「まあ黒鐵様らしい回答だと思うよ、最強の座を持っているから戦いたいという自らの願いを果たしにね」
そう言った後に下界では夜だったので、今回の会議は無事終了となるがここに来ている魔族の中で我の妃となっている者だけを呼んでから行為をしたのだった。主にサキュバスやニンフだったので疲労はしたがとても気持ち良かったが、相手が求める限り我もヤり続けたのだった。下界では昼となっていて、そろそろエレンがジスタート王に謁見しているだろうと思い、ジスタート王謁見場を見る前に身体を洗い清潔にしてから見たら我の出番が来たので空間から金色の光を放ちながら我は下界に出たのだった。
『その通りだ、我が国の者に対して侮辱を言い放つとはジスタート王はホントに愚かな人物なのだな!』
ジスタート王都シレジアは、王国のほぼ中央にある。海に通ずる北方のヴァルタ大河に臨むこの都には百万を越える人々が暮らしており、無数に延びた街道からは様々な国の産物が入ってくる。東から来る馬車にはヤーファの竹細工や武具、遊牧民族の毛皮や獣脂などが積まれ、南からやって来た商人達はムオジネルの香辛料や陶磁器、紅茶、金銀をふんだんにあしらった装飾品を奴隷に運ばせている。西から現れた隊商がブリューヌやザクスタンの小麦や葡萄酒、鉱物などを市場に並べれば、ヴァルタ大河を渡ってきた船団は遠くアスヴァール近海で獲れた魚や珊瑚、真珠を港に降ろしていく。魚と言っても大人の背丈よりもはるかに大きなものばかりである。国の外からばかりではない。ジスタートを守る戦姫・・・・彼女らが守る七つの公国からも毛繊物や香料、宝石などが運ばれ、近隣の村々からやってきた農民たちは新鮮な果物や野菜、卵などを売り歩く。唯一ここにいない国といえば、プトレマイオス神国しかない。神国は一切他国とは輸入をしていなければ輸出も一切していない、神国の物を略奪しようとした賊がいたがすぐに関所からのスクランブルで抹殺されたからだ。
酒場を一つ選んで入れば、ジスタートの吟遊詩人が三弦琴をかき鳴らし、ブリューヌの道化師は虹色の玉をいくつか放って芸を見せて場を湧かせ、赤い髪をしたザクスタン人の美女が客達に酌をしてまわる。一国の王都らしく華やかさに満ち、日が沈んでも喧騒は絶えず、中央の通りから明かりが消える事はない。それが王都シレビアだという事を知っているのはほとんどの国の者は知っているが、プトレマイオス神国だけは規律が守られた国であり他国の商人や旅人を一切通さない国なので通過するだけとなる。ただし神国と知り合いの者や何かお困り事があると、関所の人間が神国内にいる隊員達を来させては悩み事を解決するのが唯一神国が仕事をする事。
「相変わらず賑やかなところだ」
楽しそうに声を弾ませながら、エレンはそれら
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