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聖魔弾の銃剣龍神皇帝と戦姫
第2巻
今までとマスハスからの報告
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ヌは中立派の貴族達で、ジスタートは戦姫とその軍となる。

「混合軍が出来るかは置いておいて、我が国を討伐しようとする国は多く存在する。が、プトレマイオス神国の強さを既に知っている他国はそう簡単に討伐軍として来ないと思われる。あとはブリューヌ王国内にいる騎士団がこちらに来ると予想はしております。とりあえずこの書状をマスハス卿に持たせます」

「うむ。任されよう、それよりユーグ=オージェ子爵を知っているか?」

「確か我が神国からブリューヌ南方に位置するテリトアール地方を治める貴族でしたか?」

「オージュも中立を標榜している者でな。知己も多い。紹介状を書いておくから一度会いに行ってみるが良い、きっと神国にとって力になってくれるはずだ」

その貴族に会いに行って力になるかは問題以前の問題だ、神国は他の国の争いを中立として見ているが隣国だからきっとブリューヌ内乱を何とかしたいと思うはず。ここまでで何か質問はないかとリムに聞いたら、敵と見なす者は全て駆逐するのですか?と聞かれたがニール、ライル、ティッタは即答で頷いたのだった。話が終わったのは昼頃になったので、ティッタが全員分の食事を用意していると言ったのでリムもマスハスも食べる事となったが、リムがこの味は・・・・?と聞いたらティグル直伝の料理だと聞いたらマスハスはなるほどと思ったらしい。そして食べ終わった後に全員が食堂から出るが、リムとティッタだけは残っていた。リムはあるお願いをするために。

「ティッタ様にお願いがございます」

「お願いですか?何でしょうか」

リムは腕を持ち上げて壁に飾られている熊の人形を差したのだった。

「よかったら、頂けませんでしょうか?・・・・・ああいうのを好きな人がいるので」

リムはこの屋敷を案内されて入れるところと入れないところを聞いた後にこの食堂にやってきてから、気になって気になってしょうがなかったようだ。そう質問されたティッタは隊長報告の中にリムは、熊の人形のコレクターでとても好きなようだと書いてあったからだ。

「あれはかなり汚れていますよ?それか明日にでも同じものを作りますが」

「いいのですか?」

「ええそれぐらいなら構いませんよ、それに熊の人形を好む家臣がいるとティグル様の報告に上がっていましたから」

そう言ったら固まったリムだったが、この事は誰にも言いませんよ?とティッタが言ったので諦めれてリム自身が欲しいと素直に言ったら手が空いたら作りますと笑顔で言っていた。そして同じような大きさでと注文したので、ティッタは出来るだけ早めに作りますと言ってから屋敷を出てから神国での武器や技術を見て回ったのだった。
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