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聖魔弾の銃剣龍神皇帝と戦姫
第1巻
対テナルディエ軍(2)
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は任された。私とティグルで五百を率いる。リム、お前に残りを任せるが神国の兵達の言う事は聞けよ?」

「分かっております、では残りの兵をお借りします。ヴォルン大公」

「リムのとこには、俺らの精鋭部隊を置いておくが指示を出すのはここにいるニールだ。ニール」

ニールをリムのとこに行かせてから、残りの兵と共に隙を見て殲滅する気だ。俺らのとこは五百+神々を召喚するので、合計二千となる。神界からは夜叉を、冥界からは死神を呼び、それぞれの指示を聞きながら俺らの国を滅ぼすつもりなら容赦はしない。半刻後に両軍はモルザイム平原で対峙した。エレン達騎兵は馬に乗っているが、夜叉や死神はそんなのいらずとも動けるし、俺はそろそろ神器を使うために赤龍帝の籠手を出す。

「ブーステッド・ギア、スタンバイ!」

『Boost』

「その籠手は何なんだ?あとティグルはどうやって動くというのだ」

「まあ見てろ、禁手化!」

『Welsh Dragon Balance Breaker!!!!』

一瞬赤い閃光と共に俺は赤い全身鎧となった訳だが、ドラゴンという言葉に引っかかるエレンだった。

「さっきドラゴンと言ったが、まさか!」

「そのまさかだ、これは赤龍帝の鎧と言ってな。お前らで分かりやすく言うと竜から出来た全身鎧だ、それと、神界よ、我の声を聞いて参上されたし、来い!護法五神!」

そう言ったあとに馬にバイクに乗りながら召喚された護法五神だったが、召喚されたあとにそれぞれのドライバーからメモリを入れての変身をした。赤白龍皇帝と白龍皇の鎧纏った護法五神だった。赤龍帝の鎧は俺だけで十分なのでな、エレン達騎兵は馬だが俺達は翼を持って地面スレスレを滑空する。

「まさか翼が出るとは、それは竜の翼か?」

「まあな、俺達は俺達の戦いをする。神国を亡き国にしよとした人間たちを許してはおけんよ」

「・・・・突撃!」

戦場がざわめきの中で、その声はまるで拡声器を持ったかのように通った声であった。意志を持つアリファールの力で、兵全体を聞こえるようにしたのだろう。ジスタート軍四百の騎兵とプトレマイオス神国軍二百の地面スレスレの滑空により、大地や上空を蹴り上げながらだった。テナルディエ軍も声を上げて大量の矢の雨を降り注ごうとしていたら、エレンが叫んだ。

「アリファール!」

エレンが長剣で虚空を薙ぎ払うと、周囲に風を渦巻いて矢の雨から守護するかのように払ったのだった。俺らは夜叉には致命傷与える剣を持たせて、死神は致命傷無しのデスサイズを持っている。あと俺は走り込みながら、剣を鞭にして馬の足ごと斬り込むようにしてから魔力を撃ち放った瞬間に反射の力があるチビドラゴンズに任せた結果反射しながらドラゴンブラスターは敵を葬り去ったのだった。

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