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聖魔弾の銃剣龍神皇帝と戦姫
第1巻
戦前の会話×銃の腕前
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事が出来るぞ。真っ直ぐにな」

「戦姫様も何だってこんな奴を客将にしたんだ?昨日までは捕虜と聞いていたのに」

兵士達が聞こえるように陰口を叩いていたが、俺の正体を知る前に刈り取っている。この弓に関しては何とかなりそうだなと思うと、周辺を見て回る怪しい奴を発見した。目を凝らして見るとあれはボウガンか?エレンを標的にしていたので、俺はボウガンが放たれる瞬間にドライグを召喚しボウガンの矢をドライグの火炎弾で燃やした。

「あの賊を捕えよ!」

エレンも気付いていたらしいが、俺以外の者は一瞬にしてドラゴンを召喚したのに対し驚いていたが今は目の前の賊を捕まえる為に動いた。ドライグは俺の頭上に停まってから賊を見ると逃げられそうだなと思った。

リムが叫んだと同時に弓兵は矢を放つが、ここからだと城壁にすら届かない。剣や槍を持つ者達は急いで賊を捕えようと城壁に駆けて行き、城壁を警備していた者達も今気付いたかのように走り出した。

「・・・・アイツは生かして捕えた方がいいのか?」

俺は弓を地面に置きながらそう言ったら、リムは悔しそうに言う。

「そんな贅沢が言える状況ですか・・・・!」

そう言いながら城壁上の影を睨みつける。ここからだと弓よりも銃だからここで見せるか、と思いホルスターから銃を抜いた。弓兵やリムは何だと思いながら俺は静かに言う。

「だったら今回は足の関節にでもしとくか」

何でもないような事を言ってから弾を貫通弾にし、二発引き金を引いたので爆音と共に賊の影は倒れていた。銃口から煙が出ていたが、それを口で吹くとリムの目はまさか?と言う疑惑と驚愕に変わった。薬莢は自然消滅したが、俺が持つ銃の方向に賊は倒れていた。

「何・・・・だと?」

城壁を見上げて走っていた兵の一人が、俺を振り返り愕然とした面持ちで呟いた。それ以外の言葉が出てこないのが本音だろう、他の兵達も皆俺を見るが俺より銃と頭上にいるドライグの方だ。

「龍使いと言うのでも度胆を抜かれたが、こんな馬鹿な事が起こったとでも言うのか!」

「あの位置から城壁まで300アルシン以上はあるぞ!塔の高さを考えればそれ所の問題ではない。あり得ん!」

「それにあの場所から、正確に足の関節部分を貫通させている!あの飛び道具は何だ!弓矢以上の道具で弩以上だ!」

口々に言葉を発するが共通しているのは目と声・驚愕と衝撃に、言葉もなくその場に立ち尽くす者もいれば額に手をやって空を仰ぐ者。神々の名を唱える者もいるが、俺も神の一員何だけど、これは最後の隠し球でもあるからな。

「で、出鱈目だ・・・・あんな見た事がない武器で撃ち抜くとは・・・・」

俺に弓矢を渡した兵達も恐怖に顔を青ざめていたので、俺は改めて的に向かい銃を連射した。爆音で今度は何事
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