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聖魔弾の銃剣龍神皇帝と戦姫
第1巻
初接触×戦姫の腕前
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目と2発目は剣の刃に当てて、3発目を撃ったら剣で弾を弾き飛ばした事で流石は戦姫と言われる。

「やるなー、三発目で弾き飛ばすとは」

『だが相棒の方が強いに決まってるだろう』

「当たり前、ここからは剣術での対戦だ」

銃をホルスターにしまって剣を出してから走るが、相手は馬に乗っていながらも剣同士が当たるので馬から落とさせて着地した双方。

「お前は何者だ?先程の騎兵を仕留めたのもお前の仕業か?」

「そうだと言ったら?悪いが俺は何でも出来る方でね、相手が戦姫だろうとも戦える。後方からの弓矢が来ようともね!」

そう言いながら後方から来た弓矢を正確に撃ちながら戦姫の剣術を見極めていき、時間としては30分が経過しそうなくらいに経過していた。馬だけ絶命させたので、兵士は健在だが、戦姫の側近みたいなのが離れて静観していた。風で防御しようが俺の剣は聖剣エクスカリバーなので、風を切り刻み防御としてでも風ごと斬り落とす。

「エレオノーラ様、相手は一人です。ここは弓か槍で攻撃をした方が『ここは一騎打ちの途中だから邪魔はさせんよ』何だと!」

近付いてくる兵士に向かって、ホルスターから抜いた銃で剣や槍を持つ兵士を脳天に撃ち込み絶命させた。しかも剣を持ちながらの狙撃は、有り得ない光景だと思いながらだった相手の側近と後方にいる弓兵。

「もしや貴様が馬を絶命させたのか!あり得ん、先程いた場所からだと300アルシン以上はあったはずだ!どうやって狙撃したと言うのだ!」

「それがあり得るかどうかは俺を倒してから聞くんだな」

そう言って銀色の髪をした戦姫に向かい、剣での勝負を再開した。風の斬撃を放って来るが俺には効かんよぐらいの俊足と剣術を持っているからか、段々疲弊して行く戦姫さん。

「どうやら疲弊しているようだな、勝負を決めるか」

「いいだろう、アリファール!」

こちらは剣から離れさせようと構えるが、相手の戦姫は俺を倒そうと最大限の風で対抗しようとしていた。相手が動くと同時に、俺も動いてから剣を弾き飛ばしたと思えば持ち主の前に戻ってきた。あれは意志を持つ事を知ってるし、俺が創ったという事も知っているかのように剣が持ち主の前に戻ってきた。が、俺は剣先を戦姫に向けてこう言い放つと同時に冒頭に至った。

「俺の名はティグルヴルムド=ヴォルン、プトレマイオス神国にいる大公だ。お前の名は?」

「プトレマイオス神国!では奴がそうだと言うのか、未知なる武器を持つと言われていて神々が住んでいると言われている聖域。しかも大公という事は王の側近が前線にいるとは!」

「その強さはどうやら本物のようだ、私の名はエレオノーラ=ヴィルターリア。ジスタート七戦姫の1人でライトメリッツ公国公主だ。それで?私をどうするつもりだ?」
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