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聖魔弾の銃剣龍神皇帝と戦姫
第1巻
物語の始まり
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いたけどな。

「何を読んでいるんですか?お父様」

「ん?ああ深雪か、いや何、現実世界から届いた小説を読んでいたのさ。俺以外の者達は全員異世界だが、俺だけは現実世界という世界から来た人間なのでな。俺の趣味である新たなアニメや原作である小説があると、片っ端から見たり読んだりするのさ」

「なるほど。次元パトロール隊発足は次元神の頼みだと言ってましたね、そこで現実世界からお父様が呼ばれてそれから発足したと聞いています。元々軍人をしていたのでブラック・シャーク隊のメンバーも呼んだと聞いてますが?」

「それはホントの事だ、最初は結構いたんだが月中基地本部であるバックアップと前線である外史を巡る課があった。0課は俺を中心とした班で1課から10課は、本来の主人公の脇役やらバックアップ出来るように行かせた。そしたらいつの間にか、こんな大きな組織となってしまったけどな」

0課は始まりの課でもあり、組織発足してまだ余り時間が経っていない時だった。次元神の特典として外史に行く為の拠点と技術を貰ったお陰で、今で言う機体と船と各外史の月を俺らの基地として機能している。技術は俺らが様々な外史へ行くと救済と破滅と言う二つの道が用意されていて、現在の立ち位置とされている黒鐵改の力を元にした創造神としての覚醒。

それから破滅外史は、ドウターとゼットンにより関わっていた人物を救出し、俺らの仲間となっていたのが今現在とされている。現在の拠点は、月中基地本部ではなく外史D×Dに拠点を置いている。記憶共有者や国連軍ブラック・シャーク隊と黒神眷属である新たな仲間と共に戦う事となっていき、ある外史に行っている時に深雪が生まれた。

現在俺の家族は奏・優斗・深雪の四人となり、更に各外史で救出した女性達は俺に好意を持ち逆告白されたので、一夫多妻制であるが本妻は奏となり増えて行った。現在正室は奏、側室は三桁はいるし技術も向上しているので母艦であるトレミー3番艦も大型戦艦となって旗艦。

「それで私が生まれてからは、私が主にお父様のバックアップをする事になったんですよね?」

「そうだ。そして今読んでいるのも、そろそろ前代創造神鋼が創り上げた世界に介入し、俺がストーリーを再構築するつもりさ」

読み終わった後、俺はトレミー3番艦と各クルーと共に次行く外史に発進した。今回行く外史も初めて行く外史だからか、身体中からウズウズしているのを抑えて今に至った訳。まだジスタートと言う国が無かったので、ブリューヌ王国の辺境に新たな国を創り上げて黒龍の化身と呼ばれたグレンデルは任務を終えて俺らの所に帰還してきた。

今は初代から次の世代へと一歩進んだ状態、バトンを次の王に譲渡後に黒龍の化身はドラゴンとなり飛び去ったと歴史本にそう書かれていた。

「ティグル様、朝ですよ」
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