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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos54-A決戦/永き旅路の終わりへ〜First Battle〜
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先を予見していたわたしとクロノによるダブル砲撃。ヤミちゃんは怪物の腕へと変えた魄翼で砲撃を握り潰して対処。その隙に「はーい、ヤミちゃん♪」キリエが懐深く入り込んで、武装“ヴァリアント・ザッパー”を二剣の片刃剣へと変えての直接斬撃を繰り出した。
「憶えてくれてるかしら? あなた曰く、時の操手になり損ねちゃった、お馬鹿な桃色ギアーズよ」
「憶えてますよ。まだ私のエグザミアを欲しているんですか? 諦めて早々に鉄屑となってください」
――ヴェスパーリング――
キリエの斬撃を障壁で受け止めて、すかさず魔力リングを発射して反撃。キリエは「エグザミアはもう要らない、諦めたわ。奪うことが出来ないって判ったし」くるっと1回転しながら横移動して躱して、“ザッパー”を二挺拳銃に変形、エネルギー弾ラピッドトリガーを連射。それすらも障壁で防ぐヤミちゃん。
――
舞い降るは
(
コード
)
、
汝の煌閃
(
マカティエル
)
――
そんなヤミちゃんの全方位から蒼い魔力で創られた槍が13本、一直線にヤミちゃんへ殺到。ルシルの槍を実体化させた魄翼で大きく払い退けた。
「炎牙崩爆刃!」
「スティンガーレイ!」
「シュワルベフリーゲン!」
「銀十字!」
ルシルに続いて、わたしは炎の斬撃を、クロノは魔力弾6発を、ヴィータは物質弾に魔力を付加した物理・魔力の射撃を、トーマは前面に展開した“銀十字の書”から切り離されたページからのエネルギー弾を放った。
「諦めてもらえて何よりです。誰も、私に触れることなんて出来ませんから」
ヤミちゃんの単純な魔力放出。それだけでトーマ以外の攻撃が掻き消された。トーマのエネルギー弾は僅かに威力を落とされたようだけど、それでもヤミちゃんに届いた。だけど威力を減衰された所為か、ヤミちゃんを常時護る多層防壁は突破できなかった。
「ううん、違う。あなたに触れられないからじゃない。始めっから過去も未来も変えるなんてしちゃいけなかったのよ」
――ファイネストカノン――
「過去に遡ったり、誰か傷つけたり、お姉ちゃんに辛い思いをさせたり。そんなことをしてまで我が儘を通すのって、やっぱり良くないかなって思ったのよ。そんな簡単なことだったのに、気付くのがあまりにも遅かった」
砲弾としたエネルギー弾2発を、間を開けて撃ったキリエ。ヤミちゃんは高速で左に右にと移動して躱したところで、「紫電・・・清霜!」回避先に待ち構えていたシグナムの居合斬りが繰り出された。
「っ!」
「「「「「「入った・・・!?」」」」」」
“レヴァンティン”の刃がヤミちゃんに打ち込まれた・・・かのように見えたけど残念。また多層防壁に防がれた。
――サイズディカピテイション――
ヤミちゃんは2つの魄翼を大鎌へ
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