第1話 駒王学園での日常と崩れ去った日常
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と元浜が途中棄権したのは相棒のせいだろ。』
『さあな?何の事か私には解らないな。』
『哀れだな。松田と元浜。相棒を怒らせるなんてよ・・・』
ドライグが松田と元浜を哀れんでいるが、気にする必要は無い。あの二人は体が以上に頑丈だ。普段から女子生徒の更衣室を覗いては、女子生徒にバレてボコボコにされているからな。その為か、体は丈夫だ。その内、放課後にでも意識を取り戻す筈だ。その放課後の帰り道で突如、出現した謎の竜巻に呑まれて行方不明になるのも決まっているがな。
松田と元浜の処理については置いとくとして、授業が終わったので着替え終わった後に木場とゆっくり話をした。
「さすがだね、イッセー君。噂以上だったよ。」
「そんな事は無い。噂以上は木場。お前の方だ。お前も噂以上の運動能力だったぞ。」
「そうかな?イッセー君って、本当に日本人なのかい?顔と金髪は生まれつきなんだよね。」
「ああ。全て生まれつきだ。私は日本人離れした容姿をしてるからか、女子生徒に毎日の様にアプローチされるのだが、それを対処していくのも大変でな・・・」
「その気持ちは良く解るよ。僕もイッセー君には及ばないけど、女子生徒からよくアプローチされるからね。相手を傷付けずに上手く断るのが大変だよね・・・」
私と木場が意気投合した会話をしていると保険室から、
「何が女子生徒のアプローチを対処していくのが大変だ!」
「俺達から見ると羨ましい限りなんですけど!」
「全く、これだから嫌いなんだよ。リア充は!」
「そうだな!リア充のイッセーと木場は爆発しやがれ!」
松田と元浜の会話が聞こえた。思ったより、復活が早いな。仕方ない。予定を変更して、サイクロンでは無く中級魔法の炎魔法であるイラプションを喰らわせる事にしよう。噴火も爆発の様なモノだ。二人のリクエストに答えてやる事にしよう。松田と元浜よ、放課後を楽しみにしていろ。
『火は止めた方がいいと思うんだが、口答えしたら俺が酷い目にあいそうだからな。松田と元浜。俺にはお前達の無事を祈ってやる事ぐらいしか出来ないぜ・・・』
ドライグが何かを祈っているが、気のせいだろう。私は松田と元浜へのお仕置きの変更を決めたので、木場と色んな事を話ながら教室に戻った。
昼休みになると松田と元浜が完全復活したので教室に戻って来た。松田と元浜が私と木場の悪口を言っていた気がするが、クラスの女子生徒全員(桐生を除く)から教室を追い出されたので二人は何処かに去っていた。どうせ、直ぐに思考を変更して女子生徒の着替えでも覗きに行ったのだろうがな。
私はうるさい二人が消えたので、ゆっくりと弁当を食べる事にした。
「よぉ。イッセー!俺でよかったら、お前と一緒に弁当を食べていいか?」
「ガイか。構わんぞ。」
私はガイと共に弁当
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