第一章
[2/2]
[9]前 最初 [2]次話
ってリボンを付けている。その彼女が言ってきたのだ。
「だから」
「私に」
「やって」
こう妙に告げるのだった。
「いいわね」
「はい・・・・・・」
「それで男の子は」
もう一人選ぶのだった。それは。
収まりの悪い黒髪に大きな目をした大人しそうな顔の少年だった。背は普通より少し低く顔は何処か女性的である。大きな目が少し垂れていて大きめの耳が目立っている。
「前川大輔君」
「俺?」
「今何もやってないわよね」
「俺美術部だけれど」
「部活の合間でいいから」
委員長は静かに述べた。
「それでいいから」
「それでいいのかよ」
「二人でやって」
彼女はまた言った。
[9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ