第十九の罪
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なんか見覚えが)」
「そうなのよ、このうるささでみんな気づかなくて、芽吹さん止められる?」
と止めてくれと頼まれると芽吹は
「止められるけど、ここのオムライス最近量少ないだよーね」
とニヤけながらおばちゃんの顔を見つめると、おばちゃんは大笑いながら芽吹の背中を叩き
「もう口がうまいんだから大盛りでカツ付けっとくから早く行っといで」
と言われると芽吹は緊張感なく、ナンパを止めに行った。
「べヘヘ早く来いや、楽しい所連れってやるげーの」
「ちょっとやめてください、やだって言ってるのわからないですか離してください」
といまだに駆け引きが続く中、そんな中すごい唐突に
「あっちょっとそこどいて座りたいから」
ごきぃと音が鳴ると男はおぞましい悲鳴を上げた
「いでーー」
と二人の駆け引きの間の席に座る。しかもその際花宮の腕を掴んでた男の関節を強引に外し、花宮を男から遠ざけた遠ざけた。そしてそのまま何食わぬ顔で座る芽吹だが、さすがに花宮もあんなむごい芸当を簡単にできるのは芽吹ぐらいしか思い付かず、すぐに分かったが、一方男はさっきの男は腹が立ったのか突然、芽吹に殴りかかるだが芽吹は避けずそのまま殴られたが、殴られた所を拭き又何事もないかの様に座る。それに男はとうとう血が上り芽吹に怒鳴りちらす
「おいでめーなんで人のいいどころ邪魔じやがって一体の何の要件だ」
と怒鳴った顔で言う男だが、そんなのに芽吹は一切動揺せず、さらりと無表情で
「いや単にそこ座りたかっただけ」
そのセリフに男はとうとう怒りの頂点に達し、芽吹の胸ぐらを掴み
「おいてめーちょっど裏きいーやおめーに喧嘩の格ちゅうもんを教えてやる」
と言われる胸ぐらを外された芽吹はネクタイを緩め、裏へ行った。その時おばちゃんに
「あら芽吹さんお昼どうするの」
聞かれると芽吹は手を振りながら
「いやすぐ終わるからいい」
と言い余裕そうだった。それにまった怒った男は又性懲りも無く又花宮の腕を掴む
「ちょっと離しなさいよあなた達の問題でしょ」
「うるへーあのぐそ生意気な男を瞬殺してわいの魅力をたっぷり教えてやるけーのべへへ」
と花宮はまた離そうとするが、今度は離さないようにした。そしてその時の顔に花宮は引いた。そして店の裏、ここは人気もなくまさに喧嘩には格好の舞台だった。そして看守は服を脱ぎシャツになり、変な構えで芽吹を挑発するが、芽吹はそんな事に見向きもせず、ただストレッチをしていた。だけだった
が当然芽吹は、男にこんな事を聞いた。
「おいおっさん、この勝負って喧嘩でいいのか」
と聞かれると男は
「あーまあそんなもんや」
と言うが当の芽吹は聞いておらず何故か靴ひもを結んでた。それを見た男は高く飛び芽吹に不意打ちを仕掛けてきた。花宮は芽吹に
「芽吹、上から不意打ちよ、かわし
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