YES!ウサギが呼びました!
第九話 「虎退治と少女の影」
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・・・・・・その前にどうしても確かめたくなった、新しく来た者達がコミュニティを救えるだけの力があるのかどうか・・・・・・たとえその者達を傷つける結果になったとしても」
「「・・・・・・」」
「だが貴方方の様な高位の方が居る事が判った・・・・・・もう何人かの実力を見れば私も心残りなく、箱庭を出れるだろう」
「あんたはそれで良いのかよ!?」
「良いも悪いも今の私は他人の『所有物』なんだ・・・・・・それにもうじきゲームも終わる様だ」
「え?」
次の瞬間、周囲の木々が一斉に霧散し樹に支えられていた廃墟が崩れる音が聞こえてきた。
「ノーネームが勝ったようだな」
「あ!」
「それではまた」
そう言うと少女は黒い翼を広げ何処かえと飛んで行った。
「『それではまた』・・・・・・って事はまた来るってことだよな」
「はい・・・・・・」
「はぁ〜また厄介事になりそうだ・・・・・・」
深い溜息を吐きながらとりあえず零菜達と合流するべく動き始める古城と雪菜であった。
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