第2巻
転校生×起動から歩行そしてお姫様抱っこ
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してる時が弱点だ。すぐに終わるはずだ」
と言ってたので俺はプライベート・チャンネルを開き、セシリアに本気を出せと言った。そしたらビットを動かしながら体も動いて、ライフルを撃った。さすがにこれではまずいと思った山田先生は本気になり、撃ったが回避されたあとビットを4個から10個にして四方八方山田先生を追い込んだ。そして決めのレールガンで落とされた山田先生。
「な、山田先生が落とされただと!それにビットの数は4つのはずでは?」
「セシリアは俺が指導してるからこのくらい当たり前ですよ、織斑先生」
俺はすでにISを解いている、セシリアはすべてのビットを戻して着地した。
「山田先生には申し訳ないですけど勝ちましたわ。これも一夏さんの指導のおかげです」
「ゴホン、これで代表候補生の実力は理解できただろう。山田先生も本気を出してのこの様だが、以後教師には敬意を持って接しろ」
ぱんぱんと手を叩いて千冬がみんなの意識を切り換える。
「専用機持ちは織斑、オルコット、デュノア、ボーデヴィッヒ、鳳だな。では八人グループになって実習を行う。各グループリーダーは専用機持ちがやること。いいな?では分かれろ」
千冬が言い終わるや否や、俺に集中して一気に二クラス分の女子が詰め寄ってきたので順番にハリセンで叩いた。叩き終えると、状況を見た千冬が言った。
「織斑、私の代わりに制裁した事には感謝する。あとお前ら出席番号順に一人ずつ各グループに入れ!順番はさっき言った通り。次またもたついたら織斑の制裁が来るので注意しろ。それかISを背負ってグラウンド百周させるからな!」
鶴の一声だな、それまでわらわらしてたのが蜘蛛の子を散らすが如く移動して、それぞれの専用機持ちグループは二分とかからずにできあがった。
「最初からそうしろ。馬鹿者どもが」
ふうっとため息を漏らす千冬。それにばれないようにしながら、各班の女子はぼそぼそとおしゃべりしてた。
「・・・・・やったぁ。織斑さんと同じ班っ。名字のおかげねっ・・・」
「・・・・・セシリアさんと一緒になれた、さっきもボロ勝ちだったし・・・」
「・・・・・鳳さん、よろしくね。あとで織斑さんのお話聞かせてよっ・・・」
「・・・・・デュノアさん、わからないところあったら教えてね・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
唯一お喋りしてないのは、ラウラの班だった。冷たい空気で張りつめた感じで押し黙っていた。
「ええと、いいですかーみなさん。これから訓練機を一斑一体取りに来てください。数は『打鉄』が三機、『リヴァイヴ』が二機です。好きな方を班で決めてくださいね。あ、早い者勝ちですよー」
山田先生がいつもよりテンション落ちていた
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