第2巻
噂
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食べ始めた鈴は。
「まさか五反田蘭じゃないでしょうね?」
「当たりだ、それに指導するっていうのは入学できたらなの話だし」
バンッとテーブルを叩いて立ち上がる鈴。セシリアもびっくりした表情になっている。
「あんたねえ、いい加減女の子と軽く約束するのやめなさいよ!責任も取れないのに安請け合いして、バカじゃないの!?つうかバカよ!バカ!」
今なんて言ったんだ、鈴は。軽くなんて思ってねえし、責任とれるしな。
「鈴さん!言いすぎですわよ」
「何が言いすぎなのよ!」
「鈴さん、一夏さんの年齢を考えてくださいまし」
「一夏の年齢?歳は私と一緒のはずよ、あたしはね『言いたいことはそれだけか小娘』何が小娘ですって!」
「俺の歳はお前より8つ上だぞ、年上に対してその言い方はないのでは?」
鈴はハッとした。そして俺がハリセン持っていて立ち上がった。そして。
『パシイィィィィィィィインン!!!!』
ハリセンを振り下ろして鈴の頭にヒットした。その音に気付いた女子どもは一度こっち見たが、すぐに顔をそむけた。
「何か言いたい事は?」
「ご、ごめんなさい。うぅ」
「自業自得ですわよ、鈴さん」
ハリセンをしまい食事をしたあと、部屋に戻った。ちなみにこの光景を見た女子たちは、決して織斑さんを怒らせないようにと暗黒のルールができたことは俺は知らない。
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