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魔法科高校の生物兵器
入学編U
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その横に次々と三人の少女が腰を下ろす。


「あの・・・・」


偶然隣り合わせることになった同級生に対する関心を無くし、視線を正面に戻した達也に、また、声が掛けられた。


(一体なんだろうか?)


「私、柴田 美月(しばた みつき)っていいます。よろしくお願いします」


なるほど、自己紹介か、と予想外であったが達也は納得する。


「司波 達也です。こちらこそよろしく」


柔らかな態度で自己紹介を返すと、大きなレンズの向こう側の瞳にホッとした表情が浮かんだ。


「あたしは千葉 エリカ(ちば えりか)。よろしくね、司波くん」


「こちらこそ」


達也は二人を見た瞬間、恭夜がいない事にホッとした。
なぜなら、恭夜がいたら発狂するレベルの美少女だったからだ。
その頃、恭夜は───













「ぐおおおおおおおおおお!!!」


恭夜はある場所で、叫んでいた。


「く、くそ!!は、ははは腹、壊したあああああ!!!」


そう、トイレで・・・・叫んでいた。


◇◇◇◇◇◇◇◇


「はあ〜結局、入学式間に合わなかったか・・・・美雪の晴れ姿見れなかったな〜」


恭夜がため息をつきながらトイレから出てきたのは、約30分後の事だった。


「やっぱり原因は、今朝飲んだ賞味期限が6日切れた牛乳かなぁ〜」


恭夜はトイレから出てしばらく廊下を歩いていると知っている人影が見えた。


「お〜い、達・・・・」


恭夜は知っている人影・・・・もとい達也に声をかけようとしたが、ある2人の人影を見た瞬間、声をかけるのをやめた。


(び、美少女が、美少女が達也と仲良く話している・・・・・・・・だと!?)


恭夜は達也が美少女と話しているのに驚愕したが、すぐに恭夜の中で何かが燃え上がっていた。


(ムカつく・・・・!!)


それは嫉妬の炎だった。
恭夜はバレないように3人に近づき、2人の美少女のスカートをめくる。


「ふむふむ、白に水玉か、いいねぇ〜」


「なっ!?///」


「きゃっ!///」


「な、な、な、何すんのよ!!////」


赤髪の美少女のエリカはどこからか取り出した伸縮警棒を右上から振り抜く。
恭夜は警棒を後ろに反り返り、警棒をかわす


「おいおい、何を怒ってるんだ?
可愛い女の子に会ったら、何はともあれスカートをめくらなきゃ失礼だろ?」


「へ、変態!!////」


「・・・・・・・・///////」


「そうだ、俺は変態だ、パンツをはいた美少女がいるならどこにだって現れ
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