第二楽章 トーク・オン・トレイン
2-2小節
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めには、相手にしゃべらせておくのが一番。ですわよね?
「ジゼルが言ったのとは逆のイメージかも。ちょっと小言が多いかな。ルルには甘いくせに。まあ、心配して言ってくれてんのは分かるんだけど」
「心配だとちゃんとお分かりの辺り、ユリウス様も恵まれてらっしゃいますわ」
「そうかな」
「ええ。大事な弟さんのことですもの」
ルドガー君は少し赤くなって、口を手で隠して窓際に頬杖。
くす、微笑ましいこと。
「えーっと…他には、そうだ! トマトがめちゃくちゃ好きでさ。トマト料理出すと機嫌悪い時も大体治まるんだよな」
「まあ、そんなに?」
「前にリーゼ・マクシアのトマト狩りツアーに行こうって話したこともあって。ルルを残して家空けるのがどうにもってことで延期になったんだけど。もーどんだけトマト好きなんだって話」
そんなにトマトがお好きでしたの。それなりに長い付き合いなのに存じ上げませんでしたわ。
それともわたくしが忘れたことの中にそれもあったのかしら。だとしたら……寂しいわね。
ユリウス前室長のことを互いに話す内に、Dr.マティスとエルちゃんは眠ってしまいました。若い人には退屈な話だったかしら。
それでもわたくしは、知らない、もしかしたら覚えてないかもしれない室長のことを知れて、嬉しかったのですけどね。
内緒ですよ?
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