第34話 キャッツ?アイ
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る。その実力は教師達も認めている。」
誰も反対しなかった。全員がスクウェアのメイジである。
「それでは全員、装備を固めて、正門前に集合。ミス・ロングビルは、案内を頼みます。」
司が号令を出す。
Sideout
正門前では、司が自分の車で待機していた。司の車はハマータイプのSUV車であり、水素エンジンと水素電池のハイブリッドある。8人乗りの特別車である。
Side ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール
そこへ各員が集まって、車に乗り込む。
司が運転して、案内役のミス・ロングビルが助手席、後部座席にはルイズと夢、タバサ、ジョゼ、キュルケが乗込んだ。
上空には、夢の使い魔のハクオウとタバサの使い魔のシルフィードが竜形態で飛行している。ジョゼの使い魔のルリとキュルケの使い魔のフレイムは、人型になって竜に乗っている。
キュルケもルイズ達の訓練に参加するようになって、スクウェアになったばかりであり、司の贈ったインテリジェント・デバイスにより、ミッドチルダ式を学び始めて折り、フレイムも擬人化出来るようになっていた。
下手をすると王国軍でさえ、相手に出来るメンバーが揃っている。
暫くして、目的地の廃屋近くに着いた。
そこで司がチーム編成を行なう。
「俺が索敵兼フォワードを行なう。ルイズとジョゼ、キュルケは後方より、支援してくれ。夢とタバサは上空で警戒と支援を行なう。使い魔達は、主人の護衛をよろしく。最後にミス・ロングビルは周囲警戒をお願いします。」
「「・・「はい。」」・・」
全員が了承した。
司が索敵の為、廃屋に静かに近づく。窓の脇に立って、廃屋の中の様子を伺っている。暫くすると、廃屋には誰もいないのか、扉を開けて中に入った。
後衛組は廃屋の近くまで移動して、廃屋の周辺警戒を行なう。
「破壊の杖を見つけた。」
司は廃屋から出てきた。手に大きな箱を抱えている。ルイズ達が近づいて、箱の中身を確認する。
「あっけないわね!」
キュルケが答えた。
その時、背後で土が盛り上がり、巨大なゴーレムが現れた。
肩には黒のローブを着た、キャッツ・アイらしき人物が乗っていた。
司はゴーレムに攻撃するように、合図を送った。
ルイス達は炎弾の魔法を放った。司以外のメンバーが放った炎弾の数は数百に及ぶ、さしもの巨大ゴーレムも再生する間もなく、木端微塵となった。
キャッツ・アイは足場を失い、空中を落下してくる。司は拘束の魔法でキャッツ・アイを捕捉して、浮遊ゆっくりと降ろす。
実に呆気ない捕物劇であった。
Sideout
Side オールド・オスマン
学院長室で、オス
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