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死亡フラグ立ってた俺は仕方なく死亡フラグ保険入ったけどなんかよくわからんことに巻き込まれ困っている
第四話 魔界舞踏会

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「その高潔な血で私を楽しませてくださいね。」
こんな感じにヴァンパイア達に血を吸われる日々が続く。

そしてこの日、俺は屋敷の中を探索していた。
ドアを開ける。
そこには3人のヴァンパイア。
「ンン〜。もしかしてあたしに血を貢ぎに来たの??」
「アヤ姉。変態君は僕のオモチャです。邪魔しないで。」
「あらあら。レディーの部屋ぐらいノックしてくださる??」

「あ、えぇと、すいませんでしたぁぁぁぁぁぁぁあ。」
俺は走って逃げる。
これ以上血を吸われたらたまったもんじゃない。

「痛っ。」何かにぶつかったのか...??
「ん? 誰だアンタ??」
「お、姫姉。」 「ンン〜。起きるの遅すぎだよ。姫乃」
「ホントですわ。」
「あぁ、アンタがあの.....」
「あの、貴方は??」
「あぁ、ここの長女をやってる。ったく大変だね。
こんな癖のある妹どもを持って。」
「はぁ、。」
「アンタも大変だね。こんなのに毎日血ぃ吸われるなんてさ。
大丈夫。ウチは吸わないから。」
「ンン〜。どうだか。どっかの誰かさんみたいにコロッと変わるかもね」
「悪かったわね...!」
「はぁ。で、アンタら次の魔界舞踏会はどうすんのさ??」
「あ、忘れてましたわ。」
「あの、その。話についていけないんですけど..
魔界って何です??」
「あぁ、アンタが住んでんのが人間界。
ウチらが住んでんのが魔界。
まぁ、魔界の住民も暇だからな。年に一度舞踏会やんのさ。
しかも全員参加のね。
男女ペアで踊るだけのつまらんもんだが、強制だからね。
で、ウチらに男子はいなくて、どうしようか迷ってた時にアンタが来たわけさ。」
「て、こと、は?」
「ウチらの中から1人選んで踊ってもらう。」
「え?? 」

「ンン〜。もちろんアタシだよねぇ??」
「僕とですよね??」
「いいえ。ワタクシとですわ。」
「え、あの..」
修羅場。

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