暁 〜小説投稿サイト〜
仮想空間の歌う少年
7行進曲ーbrillante (輝かしく)
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キルが終わる瞬間に左手のソードスキルを発動させる…。という脳医学をあざ笑う方法で連続でソードスキルを放つらしい。するとクラインが僕の方を見て。

「んじゃ…スノー!お前のはなんだよ??」
「僕のもシステム外スキル『リステッソ・テンポ』だよ?」
「りそ?そ…」
「リステッソ・テンポ。意味は同じ速さで。ソードスキル『ラバーズスラッシュ』の後の硬直の瞬間に『奇跡の音符』で硬直をキャンセル。
バックジャンプで後ろにいるシノンにくっついて弓矢に音符を纏わせてさらに追加ダメージを与える技だよ!」
「そう。私達の必殺技ってところかしら。」

そうシノンが言うので僕はわらいながら。

「そうだね…弓矢使う相手なら出来ない事も無いけど。…シノン以外に使いたくないな…名前も名前だし。」
「…本当あんたら仲良いわね…。」

リズがため息をつくので。

「まあね。…と無駄話もほどほどに。さっさと行こう!」

おお??と言う掛け声と共に僕達は次の層に続く階段に向かい始めた。
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