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銀河鉄道物語 リリカルな異世界[地球]
連絡役の少女

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銀河鉄道に乗ったある少年は機械化人やメタノイドと呼ばれた人々と戦った。
少年は旅の途中に二つの出来事があった。
一つは、銀河系に存在する地球を含めた太陽系の爆発。
二つは、ほたるの輪の星の消滅。
そんななか少年は自分たちの地球を元通りの緑の惑星に戻そうと努力した。
しかし、彼が生きているうちに太陽系もほたるの輪の星も戻らなかった。
彼は聞いた。
『時間は夢を裏切らない。』
きっとこれは『夢を捨てなければ、時間が経つにつれ叶うのだと。』
現に太陽系は復活している。
ほたるの輪の星も戻っているかもしれない。
つまり彼はもうこの世にいないが確かに夢は叶ったのである。




未来は連行車両を運転していた。
とても後ろの声は聞こえる状況ではなかった。
後ろでははやてと綾が静かに座っていた。
これから向かうのは未来や綾の家。
綾にとってはいつもの事だが今日は事情聴取の為に連れてこられたと思っていた。
そんなことを考えているうちに夏村家に着いた。
「着きましたので降りてください。」
「なにを聞かれても答えられへん。事情聴取は無駄や。」
「確かにそうだね。でもそれはきみだよね?そちらの情報は毎日伝わってきているんだ。特に弱点とかがね。そうだよね綾?」
視線が綾に向けられた。
「それは言わない約束だっただろ。」
「どういう事なん?説明してや。」
「綾は、僕とレジアス中将で決めた連絡役として働いて貰っていたんだ。でも途中で綾が連絡しなくなった時はバレたかと思ったんだけどね。」
「嘘やろ。綾がレジアス中将と繋がってたなんて。」
「ゴメンはやて。全て本当なんだ。連絡できなかったのは機動6課に入ってから張れないようにするためだったんだ。」
「本当なのか。そんならしょうがないな。」
「本題は家の中で。」
未来は歩いて入っていった。
「はやて、兄貴は銀河鉄道管理局に前では言えないことを言うつもりだ。」
「どないして?敵の私たちにそんなことを?」
「それはわからねー。」
二人も入っていった。
中は普通の家と同じだったが、異常の広さにはやては驚いた。
「此処に入って待ってて。」
そう言い、未来は部屋を後にした。
「此処って、何かの会議室なんか?」
はやてが聞くのも当然。底にはエリアA管理本部の会議室と同じくらいの設備が整っていた。
「此処で話すって事は何か映像が有るのだろう。」
「そうなんか?」
「此処は映像の証拠がなければつかわないんだよ。兄貴は一体何の映像を見せるつもりなんだろー。」
「銀河鉄道エリアB管理本部からの協力要請映像だけど。」
そこには戻ってきた未来がいた。
その手の中には一枚のディスクがあった。
「早く座ってくれないかな。早く見せたいんだから。」
と言い早く座らせた。

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