暁 〜小説投稿サイト〜
仮想空間の歌う少年
6行進曲ーstretto (緊迫した感じで)
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せないと思います。」

そのような重い空気の中。僕はヘラッとして笑いながらみんなを見る。

「おいおいみんな…なんでそんな難病にかかって絶望した空気出してるの?まだただのピンチ(・・・・・・)だよ?終わった訳じゃないでしょう?
…逆境具合がクールだろ♪なんてね。」
「スノーの言う通り…。やるしかないよ。」

リーファがそう話すとキリトも。

「…そうだな。元々、今日集まったのはあの城に乗り込んでエクスキャリバーをゲットすることだからな。護りが薄いのはラッキーだ。」

そう。これから行くスリュムへイムにいる邪神モンスターの一部は動物型モンスターを狩るために外に出ているらしい。
するとキリトはウィンドウをいじりロングソード二本を背中に装備する。

「おっしゃ??今年最後の大クエストだ!バシーンと決めて明日のMトモの一面に載ってやろうぜ!」
「「「「「「「「おお??」」」」」」」」

みんなで一斉に唱和すると。
僕はボソッと。

「…でもMステに出たいな。」
「やめなさい。」

リズベットがそうツッコミを入れると僕は「はいはい。」とスルーする。するとシリカが。

「もうすぐ着きますよ!」

みるとスリュムへイムに入るための扉に着くところだった。みると門番のモンスターが二体いる。

「あ??気を付けて!あの門番モンスター!物理耐性が高いから魔法攻撃を…!」
「僕に任せて♪」

リーファがそう叫ぶ前に僕はぴょんと飛び出し。プーカ特有の魔法提唱前の音符が僕の周りに包む。

furioso(熱狂的に)♪!」

そう僕が言うと。門番モンスター二体の範囲に五線譜が描かれたかと思うと門番モンスターの上に大きな音符が出てきて音符が大爆発を起こした。相手の弱点のでもあったようなのでのでこの一撃で二体のモンスターのHPを7割削ると。

「変わる変わるがなり立てるリアルをBUNG♪」

今度は『奇跡の音符』でモンスターの周りに小さな音符が大量に出現する。
僕はそれを見てBUNGと歌うところで指を鳴らすと小さな音符が一斉に爆発し…門番のHPを一気に消し飛ばした。

「…。相変わらずの魔法。」

同じ魔術師タイプのアスナがそう呟くのを聞いて僕は後ろを向き苦笑する。

「MPの9割持っていかれたけどね。」
「全くスノーは後先考えないんだから…。」

そうするといつの間にかにシノンがため息と共に後ろにいてMPポーションを差し出してくれた。

「ありがとう♪でも僕は…」
「非常識が必修♪でしょ?」
「敵わないな…。でもありがとう!」

僕は相変わらずシノンに敵わないなと思いながらお礼を言い。それを一気飲みすると。

「よし!乗り込むぞ??」

キリトがダッシュで扉の前に
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