第二部 異世界奮闘編 〜革命者ディノ〜
仲間を取り戻そう
ネーナさん、あなたはこの1年で一体・・・・
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
忘れるんだよ!!
しかも今コイツ見た目15〜6くらいなんだけど、何でだ? 獣人って成長早いのか?
「まぁ、今はンな事考えてる余裕は無いn「頑張れセーナぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」五月蝿いなお前はぁぁぁぁ!!!!」
ギャラリーの女の子うっさいな、考え事も出来んわ!!
そんな事考えながら回避を続ける。何とか納得させるいい手はないものか・・・。
「チッ、すばしっこいな〜・・・。だったら、コオォォォォォォォォ・・・・・!!!!」
「んっ!?」
セーナが始めた、聞き覚えのある呼吸、これって・・・・・。
「喰らえ!!!」
「うわっ!?」
危なっ、ギリギリだった避けんの!! 明らかに身体能力上がったな〜。体もうっすら光ってるような気がするし、こりゃ波紋を身体能力強化に回してるな?
「オラオラァ!! どりゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!」
にしても、凄いラッシュだな。スタミナに自身があんのか疲れる素振りも見えんし、このままじゃ俺の方が疲れちまうかな・・・?
この後に多分あの女の子も向かってくるだろうし、体力の温存はしたい。よ〜し・・・・・。
「何だ、何で止まったんだ!?」
「きっとセーナにビビったんだよ、ダッセー!!」
あの女の子ウザイな〜・・・。まぁいい。
止まったのを好機とでも思ったのか、今まで以上の鋭さを持った拳が飛んでくる。
確かに鋭いが、負けるか。
「波紋疾走!!!」
メメタァ!!!
「うわぁっ!!?」
身体能力の強化ではなく、纏って攻撃に使った波紋での拳を、相手の拳に正確に合わせて弾く。そのまま体勢の崩れたセーナに追撃を食らわそうとして、
「セート兄ちゃん!!」
押し倒されました。
混乱する俺を他所に、セーナはテンションMAXで喋りまくる。
「さっきの兄ちゃんのパンチ、ビリビリした! アタイでも身体の強化しか出来ないあの息の仕方で、ちゃんと攻撃まで出来る奴なんてセート兄ちゃんだけだ!! 久しぶりだなー!!!」
「お、おぅ・・・・。」
どうやらさっきの波紋疾走で俺の偽物説が消えたようだ、良かった良かった。
しかし、パンチ1発で人を判断って、この子将来大丈夫か・・・?
「てかお前、1年ちょっとしか離れてないのに俺の顔忘れたのか? 名乗った時に分かっただろ〜・・・。」
「だって、『姿変え』のスキルとか使って兄ちゃんに成りすます奴とか、結構いたんだもん。タルタスのおっちゃんがここで有名になるにつれて、おっちゃんを倒した兄ちゃんの名前も知られるようになったんだ。」
あぁ、成程・・・・。
某海賊漫画で、主人公の偽物が出てきたのと同じ感じか・・・。
腕試しとか挑まれたら1発だろうに、皆よくやるよな〜。
「まぁ、その話はいいや。お前何で波紋使えたんだ?」
「アタイ・・・
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ