エピソード23 〜兄の呪縛〜
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困惑し、亮は予想外だったようで大きく目を見開いている。
「いいだろう、翔。かかってこい。そして、俺にお前の悩みをぶつけてみろ」
案外、あっさりと承諾してくれた。それでも、兄とデュエルすることに未だ戸惑っている弟。
「ぼ、僕なんかがやっても勝てっこないっす!」
「勝敗はお前が決めることじゃない。それじゃあ、いつまで経っても同じままだぞ。それにさ、誰がそのまま戦わせるなんて言った?ほら、デッキ貸せ」
翔から強引にデッキを渡してもらうと手持ちのカードと入れ替えていく。
一応翔のデュエルを観ておいてよかったと思う紫苑だった。
「これでだいたいの弱点は補強した。後は全力でぶつかってこい。」
お前ならできるさと言って、ぽんと背中を叩き送り出す。
このデュエルで自信をつけてくれればと一抹の望みをこのデュエルにかける紫苑
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