第二章 彼と彼女の事情
第十二話 彼女の事情
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にするだろう。
そんなこと、絶対にさせるものか!
しばらく僕は白い床の一点だけを見つめていた。
「個人的にはFのみなさんに発破をかける為の好材料と考えますが、作戦においては彼女に抜けられる損害は大きすぎると考えます。損得は私に取っては同程度と考えます。私は彼女が予備戦力にすることに反対はしません。」
妃宮さんの凛とした声が耳に響く、どうやら決定は雄二次第らしい。
こんな野郎に頭を下げるのなんか癪だが、こいつの頭は神童と呼ばれていただけあって冴えてるときは以上に冴えわたる。
こいつが動いてくれるからFクラスは纏まっていると言っても過言じゃない。
「明久、お前停学処分を喰らたても俺を恨まないだろうな?」
「もちろん!」
にやりと笑い、何か案を思いついたらしい雄二と、どうして停学だなんて単語が出てきたのか首を傾げる妃宮さん。
とんでもなく危険な仕事をさせられそうだが、こうなったら背に腹は変えられないとか言う奴だ。
「姫路の分も働け、それなら出来るぞ!」
「ありがとう!」
妃宮さんは気づけば一歩引いて僕らのことを見ていた。
「まさかお互いの額に拳銃の突きつけ合いをするような対戦になるとは思いませんでした。」
そう呟いた彼女は全く普段通りで超然としていた。
「作戦は追って指示します、今は教室に戻って何もないことをアピールすることです。」
次回、恨みと破壊と写真集
遂にBクラス戦も終わります。
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