第13話 中国は環境最悪で病気になるというのは偏見だ
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チャンッ
ホークアイは銃を捨てた。
みんなも武器を捨てた。
『このままじゃ‥‥‥‥‥やられる!』
迅は必死に脳をフル回転して作戦を考えた。
そして、一つだけ思いついた。
だが、この作戦には少なくとも一人 囮が必要だった。
『奴ら全員に見えているこの位置では何かしようとすればすぐにバレる
‥‥‥‥万事休すってヤツか』
迅が諦めかけていたその時!
ボンッ!
アリ型の腕が謎の攻撃により、空中にはじけた。
マリーはその場に倒れこんだ。
『あれは‥‥‥‥蹴りだ!!』
何かの影がアリ型の腕を蹴り飛ばすところを迅は見た。
しかし、その影の色は黒ではなかった。
「今のはアギトじゃない‥‥‥‥誰だ?」
迅がそうつぶやくと同時にアリ型が叫んだ。
「ギィィィィィィィィィィィ!!」
そして、マリーに大顎で攻撃を仕掛けた。
マリーは気絶しているようだ。
「マリちゃんッ!!」
アスラは叫んだが、誰一人として間に合うような距離ではなかった。
『ダメか‥‥‥‥‥ッ!』
アスラが諦めかけていたその時!
ズザッ!
いつの間にか、迅がアリ型の後ろに回り込んでいた。
「誰かのおかげで‥‥‥ギリギリ間に合ったか‥‥‥」
ザクッ!
迅はアリ型の首をいつの間にか拾っていた剣で斬り落とした。
ボトッ ドシャッ
アリ型はそのまま倒れこんだ。
その途中にいたアリ型たちもすでに斬られていたかのように
首が落ち、地面に倒れてしまった。
「あと数体は‥‥‥‥‥頼むぞ」
ボシュウゥゥゥゥゥ!!
冷凍ガスで残りのアリ型の全身を完全に凍らえた。
「ギ‥‥‥ギィ‥‥ィ‥‥‥」
ホークアイは急いで銃を拾い、引き金を引いた。
ドンッ! ドンドン! ドドン! ドドドンッ! ドンッ!
バキャアアァァァァァァンッ!!
ホークアイの弾丸がアリ型の残りの身体を粉々に砕いた。
「ふーーッ、終わったぁ‥‥‥‥」
ホークアイは地面に思いっきり倒れこんだ。
リオさんも膝をついた。
「危なかった‥‥‥‥でも能力を使いすぎてフラフラだよ」
アスラは急いでマリーに駆け寄った。
「マリちゃんッ!マリちゃんッ!!」
アスラはマリーを大きく揺さぶった。
「うーーーん‥‥‥‥アスラ?」
「よ、良かったぁ‥‥‥‥」
マリーは少し寝ぼけていたが、すぐに記憶が戻って来たらしい。
「あっ!みんな、本当にごめんなさい!!
私‥‥‥みんなの‥‥グスッ‥‥‥足手まといに‥‥なっちゃって‥‥‥うぅ
ウエェェェェェェェェ〜〜〜〜〜〜ン!!」
マリーは顔をクシャクシャにして泣き始
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