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魔法少女リリカルなのは〜"死の外科医"ユーノ・スクライア〜
本編
第六話
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イラが攻撃するッス!!」
「了解!!」

エリオは右足を、ユウは左足を前に出し、背中を向かい合わせた格好で、セッテに立ち向かう。

セッテのブーメランブレードの攻撃をエリオのストラーダで弾き、その隙に、ユウの掌打を叩きこむ。

「フリード!!ブラストファイア!!」
「ガリュー、お願い」

キャロとルーテシアはそれぞれの召喚獣と戦場全体の援護に回っていた。

「答えろ、トーレ!!スカリエッティは今度は何を企んでいる!?」
「それを答える義務はありませんよ、フェイトお嬢様」

フェイトはトーレに疑問を投げかけるが、軽く受け流されてしまう。

「ならば、力づくで聞き出すまで!!」

互いの戦力は拮抗し、決着のときは、まだ、誰にも分からなかった。





一方、その頃、トラファルガーの方は・・・・・・。

「ジャック、何やら表が騒がしいようですね?」
「フン。管理局の狗どもがかぎつけて来たんだろう。せっかくの休暇を邪魔しおって」

アルベルトファミリーのボスのところにいた。

ジャックとトラファルガーの前に、監視カメラのモニターが表示され、特務6課とナンバーズの戦いが表示される。

「ほう、貴様らの人形どもも、なかなかの働きをするではないか」
「褒めても、何も出ませんよ?」
「いやいや、純粋な賞賛だよ。君たちの提供する技術力と我々の提供する土地と資金、この二つがそろえば、我らアルベルトファミリーに敵などない。我々は裏社会に君臨し、君たちは研究資金に困らない。これからも我々とよろしく頼むよ」

さすがは巨大マフィアのボス、ビックファザーと言うべきか、すぐ目の前まで敵が迫ってきているというのに、表情一つ変えずにたたずんでいる。

だが・・・・。

「それは嬉しいね。だけど、悪いけど、君とはここまでだよ」
「なに?」

突然の、トラファルガーの言葉に怪訝そうな表情を見せる。

次の瞬間。

「っ!?」

トラファルガーが目の前のテーブルをひっくり返し、ジャックの視界を塞ぐ。

とっさに、ジャックは持っていたアサルトライフルを乱射し、目の前に迫るテーブルを粉々に打ち砕く。

だが・・・・

「残念。外れだよ」

トラファルガーは地面に身を伏せ、右腕を振りかぶっていた。

「『メス』」

そして、トラファルガーの掌打がテーブルを貫通し、ジャックの胸に当たる。

すると、ジャックの胸から、キューブ型の物体が飛び出した。

よく見ると、そのキューブの中には今も鼓動を続ける、ジャックの心臓(、、)が詰まっていた。

「ぐっ!?トラファルガー、貴様、何を!?」

遠のきかける意識を意地で繋ぎ止め、ジャックはトラファルガーに、今の凶行を問いか
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