暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜"死の外科医"ユーノ・スクライア〜
本編
第五話
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
絶対に死守するように伝えて欲しい。ただし、あくまで表向きは、『パトロンを守るため』と言うことで」
「分かりましたわ」

誰も知らぬ、舞台の裏側で計画は着々と進行する





30分後。

アルベルトファミリーの別荘である巨大な洋館の前に、特務6課が降りたった。

すでに、バリアジャケットも展開し終え、戦闘準備は完了している。

「それじゃあ、今回の任務はユウの初陣だから、特別に一度だけレールガンの使用を許可するよ」
「臆することはない、派手にノックしてやれ」
「はいッス!!」

フェイトとシグナムに進められ、ユウはポケットからコインを取り出し、構える。

そして・・・・・。

「レールガン・10g(グラム)弾!!」

ユウの手元から音速のコインが発射され、派手に洋館の門を吹き飛ばす。

「突入!!」
「「「「「了解(ッス)」」」」」

そして、アルベルトファミリーの別荘にライトニング部隊が突入する。

「管理局です!!アルベルトファミリーのみなさん、密輸、違法薬物の製造や販売、人身売買、殺人、質量兵器の違法所持などの容疑で逮捕状が出ています!!この建物は結界班が完全に封鎖しました!!おとなしく武器を捨て、投降するなら弁明の余地があります!!おとなしく投降してください!!」

フェイトがもはやお約束の口上を述べる。

だが、向こうもお約束通り、誰も投降することなく、武器を構え、臨戦態勢に入る。

大抵は、銃火器などの質量兵器だが、中にはデバイスを構えている人もいた。

「みんな、彼らは結界の外には逃げられないから、全員を相手にする必要はないよ、ボスの身柄の確保を最優先に!!」
「「「「「了解(ッス)」」」」」

彼女たちは向かってくるマフィアたちを迎撃しながら、ボスの部屋を目指す。

だが・・・・・・。

「っ!!ルーテシア!!」
「っ!!」

最初に事態に気づいたのはエリオだった。

どこからともなくガジェットが現れ、ルーテシアにレーザーを発射した。しかし、ルーテシアは間一髪のところでエリオにより救出されたのだ。

「・・・・・エリオ。・・・・・・ありがとう」
「どういたしまして」
「・・・早く下ろして。・・・恥ずかしい」

羞恥に頬を染め、エリオに懇願するルーテシア。

エリオは、彼女の背中とひざの裏を抱える体勢、いわゆる『お姫様だっこ』の状態だったのである。

「あっ、ゴ、ゴメン!!」

慌てて彼女を下ろそうとするエリオ。

しかし・・・・・。

「・・・・・フリード、ブラストファイア」
「きゅ、きゅるく?」

いつもより、もの凄くトーンの低いキャロの声が聞こえ、炎の塊がエリオに迫る。

「うわっ、ちょっと
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ