第二十八話 妖精が纏う翠の鎧
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手を緩めないのがジルベールである
距離を取るブラッディ・ルージュに向かってジルベールはイノセント・ブルーの最大火力であるフォトンマグナムを放った
銃口から放たれた赤黒い極太の粒子ビームは空気を切り裂き、時折赤黒い稲光を発しながら真っ直ぐにブラッディ?ルージュに向かっていた
ニュー「や、やばっ!!!」
寸での所で避けたニューだったが、凄まじいフォトンマグナムの出力の影響で機体に激しい衝撃が起こった
ニュー「きゃああっ!?」
予想外の衝撃に思わず悲鳴が出たニュー
しかし彼女はその後驚愕の光景を見ることになった
避けたフォトンマグナムはそのまま死神蜘蛛のAISの軍団に一直線に向かって、そのまま5機のAISを纏めて飲み込み、爆散した
ニュー「う…嘘でしょ…」
もう言葉が出ないニュー、しかし彼女の立ち直りがまた早かった
ニュー「要は…撃たせなきゃ良いじゃない♪…って」
ジルベール「はああああああっ!!」
ジルベールのイノセント・ブルーが二振りの実体剣、(メイザーヴァイブレーションソード)
を抜刀し吶喊してきた
ニュー「おっと♪」
ニューはフォトンサーベルを抜刀し、メイザーヴァイブレーションソードのクロス斬りを受け止め、鍔迫り合いとなった
ジルベール「こいつ…出来る!」
ニュー「青い機体…あはっ♪あんたがルシードの言ってた蒼穹の剣士、ジルベール・ナハトね」
ジルベール「オープンチャンネル……しかも女の子…若い…貴様、何者だ?」
通信回線で話し掛けてきた相手は狂喜に満ちた声で
ニュー「私は『ニュー』死神蜘蛛のNo.5よ!」
こうして壮絶なAIS同士の戦いが幕を開けた
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