第二十八話 妖精が纏う翠の鎧
[4/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
アークスシップにダーカーが襲撃してきた時に、同時にテロが発生してそのテロ集団に両親を亡くしたでござる…この右腕も…その時に失った物…」
真也はキャスト化している右腕を見て
真也「私は…いえ…俺は…ダーカーを殺す為に…二度とテロの被害者が増えないように御劔流を死に物狂いで習いました…例えそれが皆から恐れられている殺人剣でも…俺は親を殺したダテロを許さないし、ダーカーも殺す…そして今回」
真也はデバイスからもう一つの刀を呼び出した
結花理「し、真也様…そ、その刀はまさか…」
結花理はその刀を見て驚愕した
真也「この刀は闇を切り拓き、そして悪を滅するとも言われているでござるよ…」
フォルムは一般的な刀だが、特異なオーラを放っていた…しかしその鞘にはこう書かれていた
『世果』(よのはて)と
結花理「何故貴方が世果を!?」
真也「ははっ…これは世果では無いでござるよ…これは世果の模造品でござる…」
結花理「模造品…ですの?」
真也「切れ味は恐らくナハト殿の黒陰剣・闇夜よりは鋭いでござるが…あまり使わないでござるよ…何せこの刀で御劔流を使ったら…確実に人を斬殺してしまうのでござるゆえ」
と笑いながら答える真也
結花理「そうですの…ではレギアスが持っているのは本物ですのね?」
真也「そうでござるよ、この刀はそのレギアスの持っていた世果を親が興味本意で勝手に作ってしまった物でござるよ…でも同時にこれは…両親の形見でござるよ」
そう言って真也は、世果をデバイスに仕舞った
真也「何れこの刀が使う時が来るであろう…その時こそ…私は…」
結花理「真也様もジル様と同じですわね…」
真也「おろ?」
結花理は真也の手を取った
結花理「何でも一人で抱えるのは疲れてしまいますわ…ここにはジル様もアルティナもリネアもサクヤもいますわ…貴方様は一人ではありませんのよ」
真也「結花理殿…」
結花理「それに…私は……その……真也様と…添い遂げたいと決めたのですよ…ですから…真也様はもう一人ではありません…貴方様の側に…私は何時までも…」
真也「結花理殿…ありがとう…」
そして二人に笑顔が戻った
『敵接近!敵接近!アークス戦闘員は直ちに出撃を!!!』
この警報を聴いたジルベール、アルティナ、結花理、真也は直ぐにリネアとサクヤがいるシェルター二階のブリーフィングルームに向かった
シェルター二階 ブリーフィングルーム
ジルベール「状況は?」
四人がブリーフィングルームに着き、サ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ