第二十八話 妖精が纏う翠の鎧
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アークスシップ7 テロリスト発生方面 シェルター内部
ジルベール達は避難民がいるシェルターに入り、一時体を休める事にした
しかし、シェルター内部の状況は、避難民の数が多く、怪我したアークスが大勢いて、衛生兵がその治療をしていた
ジルベール「酷いな…先程の戦闘でこんなに…」
アルティナ「あたし、衛生兵の手伝いしてくるわ」
そう言ってアルティナは怪我したアークスの下へ向かった
結花理「私も行きますわ」
結花理も怪我したアークスの下へ行き
真也「なら私も…」
真也も結花理に続いて行こうとしたが
結花理「駄目ですわ…あなた様はお身体をお休めになってくださいまし」
真也に向き合って、体を休める要にと真也を制止させた
真也「し、しかし…結花理殿だけに…」
なお行こうとする真也にリネアが
リネア「あんたねぇ…ジルと真也は前衛なんだから、いざとなった時に疲れで倒れたら駄目でしょ?ここは後衛だったあたし達に任せてよ」
サクヤ「その通りです…私もお手伝いします…ですから…マスターも」
ジルベール「ああ、わかった…」
真也「承知でござるよ…」
流石にこれだけ懇願されては仕方無いと感じた二人は渋々了承したのであった
広いシェルターの一角に座っていたジルベール、恐怖に怯えている避難民を見ていたジルベールは
ジルベール(奴らの狙いは何だ?見た所、アークスの被害が多い割に避難民の被害は少ない……ルシードが言うには奴らは殺し合いの世界を築くとか言ってたが…これではまるで…アークスのみを排除しようとしているな…)
シェルターの中にいる避難民とアークス戦闘員の被害比率は1:9の割合でアークス戦闘員の方が被害率が高かった
まるで一般市民には手を出さず、アークスのみを狙っていたのである
それもその筈、先程の戦闘でも避難民には銃を向けずにアークス戦闘員に銃を撃っていたのだった
ジルベール(奴らの指導者はどういう奴なんだ?…民衆を殺さず…アークスのみを排除……まさか…奴らの狙いはアークスその物を潰すのか…)
一つの結論に辿り着いたジルベール、しかし確定ではない…連中にもしも殺人快楽者でもいたら一般市民にも手を出す可能性がある
ジルベール(奴らが一般市民を殺さない…とは限らないか…)
「ねえ…青いお兄ちゃん…」
ジルベール「ん( -_・)?」
考え込んでいたジルベールの目の前に突然ピンクのワンピースを着た栗毛のポニーテールの女の子が現れた…
ジルベール「青いお兄ちゃんって…俺?」
「うん!お兄
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