暁 〜小説投稿サイト〜
DQ5 最強に非力なだけの平凡な男だが、何故かDQ5の世界に転生した。泣く。
ショタコンホイホイ☆幼少期
3.幼馴染がスイーツ(笑)な件について
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き
来たんだけど……薬草を取りに洞窟に行った薬師さんが、もう3日も戻ってこないの」

洞窟かー……そういえば見た気がするな、川の近くの洞窟。
……はっ、もしかしてこれは「お願い、リュカが探してきて!」フラグ!?
え、洞窟ってモンスター出るんだよね、ヤダヤダ、痛いのヤダ!
よし、ここはどうにか俺は行かない方向に話を進めよう。
ここでの俺の話術が、俺の命運を決めるッ!

「そっか、大変だねえ……あ、僕、お父さんに薬師さんのこと探してくれるようにお願いしてみるよ!」
「え、そんな……悪いわ、パパスさん忙しそうだし……」
「ん……だけど、お父さん優しいからきっと頼まれてくれるよ!」
「うーん、でも……そうだ、じゃあリュカが探してきてよ!」

そら来た!
おいビアンカ姉、そこで俺が怪我したらお前の責任だぞ?解ってんのか?あぁん?
と、内心はかなり荒ぶっているがえらい俺は表には出さない。えらいから。

「え……でも、洞窟ってモンスター出るんだよね?」
「そうよ?あ、あんた怖がってるんじゃないでしょうね!私なんてね、魔法を使えるのよ!」

じゃあお前が行けよ姉さん!

「へぇ、すごいね、お姉ちゃん!……でも、僕は使えないから……怪我しちゃったら、どうしよう……」
「だぁいじょうぶよ、リュカだってパパスさんの息子なんだから!」

だから父さんに頼んでやるっつってんだろまったくもう!

「おーいビアンカー、そろそろ宿に帰るよー!」
「あ、はーい!……じゃあリュカ、お願いね!」

最後にバッチリウインクを決め、バッチリ面倒ごとを押し付けていったビアンカ姉。
……くそう、なんでこんなことに……父さんに言いつけるぞ……もう……。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ