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ペルなの
11.休日
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感覚に戸惑ったり慣れなかったりするのよ。まっ、飛行魔法は汎用魔法でも特に使用頻度の多いだが、空戦部隊やレスキュー隊希望とかじゃない限り必須って訳じゃないがな」

「毎年恒例でそういう壁にぶつかる人が出るなら、何か解決法とかも色々とありますよね?ヴァイス陸曹は何か良いのご存知無いですか?」

彼女が期待を込めた目でヴァイスを見るが、その視線から逃れるように明後日の方へ顔を反らす。

「あ〜、なんちゅうか……アレだ。そういうのは個々が自身で独自で工夫したり諦めたりするんでな。マニュアルとかにはされて無いんだわ」

それを聞いた彼女が露骨にがっかりしたのに対し、ヴァイスは言葉を重ねる。

「だが、確かスバルの嬢ちゃんが使う魔法で朱音ちゃんの要望に叶うもんがあったはず「何ですかソレは!?」

彼女が最後まで言わさずに食い付かんばかりにヴァイス詰め寄ったその時、地上本部に警報が鳴り響いた。



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