暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
コラボ編:ハロウィーン祭り:黒の妖精と雷翠の皇
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そして、そのスキル欄には、<狩人>、<薙刀剣>、<凍氷剣>が融合したスキル<氷結の狩人>が追加されていた。
「ハァアアアアッ!!」
まず、先にキズメルが動く。
『攻撃予測/連続剣技 技名<オーバーラジェーション> 脅威性二十』
信託が攻撃を予測し、彼ーーーー<雷翠の皇>は血の罪を抜き、構える。そして、
「………セェッ!!」
片手剣剣技<ホリゾンタル>で剣を弾く。
「なっ!!」
「『隙が出来(できてる)。<ライトニングスパイク>」
そして、<狩人>片手剣剣技<ライトニングスパイク>全五連撃を放つ。
キズメルは剣で二発弾くが、それでも結構なHPが削られる。
「……ハッ!!」
更にキズメルに接近し、<薙刀剣>剣技<スピア・ブレクター>を放つ。
周囲に武器を振り回し、キズメルにダメージを与える。
「なめ………るなぁっ!!」
すると、キズメルは細剣剣技<リニアー>を放つ。
アスナに劣らない神速の剣が雷翠の皇に迫る。
しかし、信託で反応した皇は、それを片手で掴み、キズメルに蹴りを叩き込む。
「あぐ……っ」
キズメルは膝を折ると、皇は言う。
「『まだ、(たたかうか)?」
「まだ……だ!貴様を倒すまでは……諦めたりなど………ッ!!」
「……やれやれ、何処でそんなバグを(もってきたやら)
すると、皇は、両手に剣を持つと、キズメルを立たせる。
「『悪い、これで(おわり)。<イニジオ・ハイルロード>』」
すると、周囲が凍り、キズメルもその氷に呑まれる。そしてーーーー
「『<ライトニング>』」
異なる雷を帯びた剣が、左右に閃き、一気に砕け散った。
「『………キズメル、(わるいのは)(きみじゃない)。後で、蘇生(そせいさせる)(かならず)』」
すると、雷翠の皇は二人に分かれ、ライトとミヤビになる。
しかし、二人に分かれた途端、ライトがフラリと、音をたてて倒れた。
「……ダークの(いう)(とおり)、何でも背負(せおうのが)ライト………。(わたしと)……(おなじなのかな)………」
すると、ゲートからダークが現れる。
「ミヤビ」
「ダーク」
ダークはその惨状を見ると、溜め息を付いた。
「ったく……あまり抱え込むなって言ったのに反省無しか………。確かに自分のせいでこうなったのは分かるが、それを自分で解決しようとする……それは共感出来ないな。……どうした、ミヤビ?」
「……ううん、(なんでも)
ダークはもう一度聞こうとしたが、息を一つだけ吐いて、ライトを起こそうと近くによる。
それを見たミヤビは、少し考えて、ダークの隣に移動した。
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