第五章 楽園
第8話 肝試し
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た。
佐天「これは『スターチス』花言葉は『変わらない誓い』です」
士道「ヘェ〜、都市伝説になぞらえたのか……ん?佐天さんは何で都市伝説を知ってるんだ?」
佐天「今日、上条さんと一緒に帰ってきた殿町さん?だっけ?っていう人に聞きましたけど……」
士道「(あの野郎……)」
士道は心の中で殿町を恨んだ。
士道「折紙は?」
折紙は佐天と一緒で、花を取り出した。
折紙「白百合。お供え物」
さすが優等生だ。その辺はきっちりしている。
士道「じゃあ次は四糸乃だな」
四糸乃「は、はい!あの……私はこれです!」
取り出したのは、牛……のぬいぐるみだった。
いや、正確にはパペットだった。
どうやら前に令音からもらっていたらしい。
よしのんが寂しくならないようにもらったのだが、右手に付けて話しかけても無駄だったらしく、それで同じ牛どうし仲良くできれば。といつことらしい。
まあ、よしのんが特別なだけなのだが。
士道「琴里は?」
琴里「うー……おにーちゃんは?」
士道「ん?俺はこれだ」
上条「お?うまそうなショートケーキだな」
士道「だろ?商店街で買ったんだ」
もう、お供え物は何でもありらしい。
士道「……で?琴里は?」
琴里「ふふ……私はとっておきのこれだー!」
と、琴里が出したのは……
棒付きキャンディー
士道「……って、いつもと変わんねぇじゃねぇか!」
琴里「違うもん。これ地域限定発売だからいつもと違うもん」
士道「あ、ナルホド……」
違いがよく分からない士道だった。
さて、
殿町はどこだ?
ーーーー
ーーー
ーー
ー
遅い。遅すぎる。約束の時間はとっくに過ぎてるのに。
まさか寝てる?いやいや、女の子絡みでそれはない。
なら道に迷った?いや、場所を指定したのはあいつだ。それもない。
神隠し?そんなバカな。
士道「ちょっと俺、殿町探してくる。なんか嫌な予感がする」
上条「じゃあ俺も行く。一方通行はここで待っててくれ。流石に女の子だけを残していくのはマズイからな」
一方「へいへい……」
琴里「うー……は、早く帰ってくるのだぞ!」
士道「分かったよ。じゃ、行ってくる」
と、怖がりの琴里の声を聞いて、駆け足で探しに行った上条と士道であった。
ーーーー
ーーー
ーー
ー
士道「おーい!殿町ー!どこだー?」
上条「いたら返事しろー!」
しかし返事はなかった。
士道「ったく……どこにいるんだよ」
上条「まさか神隠しにあったとか?」
士道「……ま、まさ
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