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VenusBlood-d×d-
騎士と戦士の戦い、マスターブレイド&遊撃師団長フリード
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んじゃなかったのか!?」
そう言って死人は血涙を流す、まるで懺悔するかの如く。
そして鮮血の刃は私を切り裂いた。

『リアス・グレモリーさまの『騎士』一名、リタイア』





・・・副会長 真羅 椿・・・
「オラオラ、どうした?そんなもんか!!」
私と由良は果敢に攻めるが簡単にあしらわれている。ときたま放たれる雷撃に四苦八苦しながらもなんとか戦況を維持している。

「そろそろケリを付けるか」
男性がそう呟くと、男性の剣が今まで以上に電撃を帯びる。
来る!!今まで最高の一撃が。

「オラァ」
男性が剣を振るい、私は神器を発動させる。
『追憶の鏡』由良の前に現れた鏡が雷撃によって砕かれ衝撃が返るはずだった。

「ドラウプニル」
男性の左腕の腕輪が怪しく光り、追憶の鏡が消え雷撃が由良を直撃する。

「きゃああああ」
『ソーナ・シトリさまの『戦車』一名、リタイア』
由良が転送される。

「このぉぉおおお」
由良を倒された事で私は冷静さを失っていた、切りかかる私に男性は不敵に笑い腕輪を晒す。そして切りかかる私の前に、消えたはずの追憶の鏡が現れ鏡が砕け、衝撃が私を襲う。
衝撃で吹き飛ばされ私は床に倒れ伏す、なんで私の神器が?私が疑問を浮かべていると、男性が口を開いた。

「このドラウプニルは、他者の神器を一時的に奪い使える様になる物でな。お前の神器を奪った」
なるほど、そういう力を持っているとは迂闊でした。しかし神器を奪うとは、改めてエネルゲイヤの技術は侮れませんね。

「じゃあな」
男性のその言葉を最後に私は意識を失った。

『ソーナ・シトリさまの『女王』一名、リタイア』





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