3話
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くると……。
パアンッ!
「とっとと席に着け、織斑」
「……ご指導ありがとうございます、織斑先生」
一夏にだけ出席簿で頭を殴っていた。織斑先生、貴方は篠ノ之にもやらないんですか? アイツも遅れているのに。
「ああ、その前に再来週行われるクラス対抗戦に出る代表者を決めないといけないな」
付け加えて
「クラス代表者とはそのままの意味だ。対抗戦だけではなく、生徒会の開く会議や委員会への出席……まあ、クラス長だな。ちなみにクラス対抗戦は、入学時点での各クラスの実力推移を測るものだ。今の時点で大した差は無いが、競争は向上心を生む。一度決まると一年間変更は無いからそのつもりで」
クラスの女の子達が
「織斑くんを推薦します」
「ヤマトくんを推薦します」
まさかの展開だ。予想なら俺達はのけ者扱いされると思った。期待してるのかな?一人を除いて
「待ってください! 納得がいきませんわ!」
「「ん?」」
机を叩いて立ち上がったのは、さっきまで俺に絡んでいたセシリア・オルコットだった。
「そのような選出は認められません! 大体、男がクラス代表だなんていい恥晒しですわ! わたくしに、このセシリア・オルコットにそのような屈辱を一年間味わえとおっしゃるのですか!?」
馬鹿だなこいつ
「実力から行けばわたくしがクラス代表になるのは必然。それを、物珍しいからという理由で極東の猿にされては困ります! わたくしはこのような島国までISの修練に来ているのであって、サーカスをする気は毛頭ございませんわ!」
「なら、ここを去るか俺達と戦うか決めな」
「いいですわよ。貴方たちと戦いましょう」
「織斑先生いいですよね?」
「仕方ない。織斑には専用機が用意されるが貴様はどうするきだ?」
「ある天災に作ってもらってるので大丈夫です」
「あの……ばか」
さすが織斑先生だね
「では、試合は三日後だ。準備しとくように」
「わかりましたわ」
「はい」
「あっ……はい」
こうして俺、一夏、セシリアのクラス代表決定戦が行われることになった
続く
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