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ウルキオラの転生物語 inゼロの使い魔
第1部 ゼロの使い魔
第4章 伝説
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、そんなのがあったな…洗濯と掃除をするんだっけか?」

ウルキオラはそう言うとルイズの部屋のドアに手をかけた。

すると女が慌てたように言った。

「せ、洗濯と掃除なら私がやります!いえ…やらせてください!」

ウルキオラは驚いた顔で答えた。

「いいのか?」

「はい。私の取り柄はこれだけですから…」

女はそう言うと、部屋に散乱していた下着を拾い上げ、抱えた。

「感謝する」

「いえ…」

「名はなんだ…女」

「シエスタ…です」

「そうか…俺はウルキオラだ…掃除と洗濯は任せた」

「はい。お任せください!」

シエスタはそう言って走り去って言った。

「これでいいだろう」

ウルキオラはルイズに向かって言った。

「ふん…」

ルイズがそう言うと、ウルキオラは歩き出す。

「ちょ、ちょっとどこに行くのよ!」

ウルキオラはルイズに振り向いた。

「食堂だ…そろそろ夕食の時間だろう」

ルイズはあっ!と思い出したように言った。

ウルキオラは再び歩き出す。

「ちょ、ちょっと待ちなさい!」

ルイズは小走りし、ウルキオラの前に立つ。

「忘れないで!あんたは私の使い魔なんだからね!」

ルイズはそう言って、ウルキオラの前を歩き始めた。

(豪胆な女だ)

ウルキオラはそう思いながらルイズの後ろを歩いて行った。
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