6話
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詩乃》と一つ屋根の部屋と言う状況で緊張しすぎで眠れない四季だった(その他アウトレイジ達も一緒だが)。まあ、その分授業中に寝ているが。……それでも成績が良いのが四季クォリティ。
「貴方はその神器を危険視されて、天野夕麻と名乗っていた堕天使に殺されたの」
その後、リアスは殺されたはずの一誠が生きているのは彼女が、堕天使の光の槍に貫かれ瀕死の重症を負った一誠を自らの眷属悪魔として生き永らえさせたからであると説明した。
何でも瀕死の一誠はその朦朧とした意識の中でリアスを召喚したらしい。彼女を召喚できた理由は、繁華街で一誠が受け取った『あなたの願い叶えます!』とうたい文句の書かれたチラシで、チラシに書かれていた魔法陣は部室の物と同じ物であり、それを使ってリアス達を呼び出すそうだ。
一誠の死に際での一念が本来なら朱乃達眷属を呼び出す所、リアス本人を喚んだらしい。
其処まで説明するとリアスは背中から蝙蝠の如き翼を出す。それに伴うように木場、朱乃、小猫の三人も一斉にリアスと同じ漆黒の翼を展開させた。
そして、それに触発されるように一誠の背中からも羽が展開される。だが、この瞬間何よりも詩乃の事を大切に思っている筈の四季がガイアールやリアス達の説明に気を取られていた事で気付けなかった。
「改めて紹介するわね」
リアスが改めて紹介しようとした時、
「……あ、ああぁ……」
「っ!? 嘘だろ……なんで」
「嫌あああああああああああああああああああああああああぁぁぁァァァ!!!」
「詩乃!!!」
四季さえも気付いていなかった……四季がサーゼクスを憎む理由が植えつけたもう一つの爆弾。不幸にも彼女の自衛の為のドラグハート・ウェポンの覚醒が齎せてしまったのは、彼女の中に新たに生まれた爆弾。
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