入学編〈下〉
移動中の会話
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られると塵のようになって消滅していくのだった。
「この化け物を私たちは通称ドウターと呼んでいます。そして私はその兵器であるISを所持しています」
「すると、深雪も戦った事があるって事なの?冗談よね?」
「エリカ。私が冗談で言っていると、そう思っているの?ここにいるお兄様と蒼太さんにこの車の屋根にいるISを装着した沙紀さんも、私たちは戦ったところがあるのよ」
「ではその化け物、ドウターだったか。それを倒す有効的な兵器は、そのMSやISしか倒せないのか?魔法では倒せないのか?」
エリカは冗談と思っていたようだったが、深雪が発言したのかそれは冗談という類いではなさそうと思ったレオたち。そして十文字会頭は、ドウターに有効な武器を聞いてきた。最後に魔法は効果あるのかという風な感じで聞いてきた。
「その答えについては、後で話しましょうか。見えてきましたよ、作戦行動を指示するんで聞いてくれ。本来だったらレオとエリカにも仕事をしてもらおうと思ったが、廃工場にてドウター排除を最優先任務としてCBは今そうやっているので。レオとエリカは地上班にいるCBメンバーと一緒に行動をしてくれ。十文字会頭と桐原先輩と屋根にいる沙紀は裏口から排除してください。いいですね?」
「こちらは任せてもらおう。桐原もいいな?それにしてもISを装着している沙紀だったか。なぜその人と一緒に行動をするんだ?」
「まだ情報としては、確定されてないのですが廃工場内にドウターの反応がありますので。一応配置させてもらいます、もし魔法で倒そうとしたらしても構いませんが。魔法では倒せないという事を理解してくれれば助かります」
「なるほど。実際魔法で倒そうとして倒れないのであれば、先ほどの話はホントという事か。桐原もそれでいいな?」
「もちろんです。この刀での高周波ブレードで倒せなかったら、信じるしかありませんね。織斑兄、もし倒せなかったらどうすればいいんだ?」
「倒せなかったら倒せなかったで、沙紀が倒してくれますから」
『一真さん。地上班からの定時通信によると、門前にて集結しているそうです』
「了解した。沙紀、聞こえたな?」
「はい。こちらから確認しました。このまま突っ込んでください」
と言って廃工場の門前に集結しているドウターを確認した会頭たちは、映像よりリアルがあると思った。そして沙紀による乱れ撃ちによって消滅していったので、突っ込んだあとに急ブレーキをかけた。そして降りたあとに、隊員がまだドウターを倒している最中だった。
「隊長!ご苦労様です」
「ドウターは?」
「先程、沙紀による乱れ撃ちのおかげで消滅しました。ですが、まだあそこにゲートがある限り、ドウターは出るでしょう」
「なら、ここにいる西城と千葉
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