暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
入学編〈下〉
対テロリスト戦(2)
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に入っては、主にキャスト・ジャミングを使う者たちを中心に浮かばせてから、地面に叩き付けた。レオは何かの鬱憤を晴らすために、暴れ回る。一応味方と敵の区別はついているみたいだけど。大地たちも加わり、レオのサポートをする。主に鈍器で殴る者に対して動きを止めたりとかね。黒い手袋に包まれた両手は飛来する石礫氷塊を粉砕して、金属や炭素樹脂の棍棒という鈍器をへし折っていく。時折火花が見えるが、あれはスタンバトンが混じっているようで。かわせないと判断したのか、ナイフやダーツもブレザーを貫くことはなかった。

「なるほど。あれは身に付けているのを全てを硬化している訳か、俺の属性でいえば鋼だな。それを纏いながらだったら、レオみたいに出来るけどあまり使いたくないパターンだ。全身を覆うプレートアーマーを着込んでいるかのようだ(赤龍帝の鎧もそうかもな)」

得意魔法、と躊躇なく言い切ったのは伊達ではないという事か。レオの硬化魔法は、起動式の展開と魔法式の構築・発動が並列的に行われる逐次展開の技法により、継続的に更新されているわけのようだ。武器を持つ相手とはいえ、素人に毛が生えた程度の練度しかない駆け出しテロリストではあの鎧やCBの武器とオートマトンを貫くことなど不可能だろ。肉体のみで突き出されているはずの拳は、移動術式や加速術式を使っているのと遜色のない破壊力を生み出す。銃火器の使用で制限された近距離なら、前線で活躍しそうだと思った。

「蒼太たちCBメンバーはそのままテロリスト共を無力化しろ!オートマトンたちは生徒を守りつつ、図書館に入らせないようにしろ!レオ、先に行くが蒼太たちの指示をよく聞けよ!」

『了解!』

「おうよ、ここは蒼太さんたちと共に引き受けた」

オートマトンはまるでテロリスト共を駆逐してからの上に向けての発砲をしたので、それはオートマトン独自の返事として受け取り行動を再び開始したのだった。蒼太たちはヘッドギアの応用ので各ビットを飛ばしながら、伸縮警棒で立ち向かった。そして道を空けた事で俺達は図書館の中に入って行った。図書館は不気味なほどに、静まり返っていたけど俺には敵がいるのは丸分かりだった。

CBメンバーには主力は行かせろと言っといたからか、館内にもいるようだと感じた。職員以外にも警備員も常駐しているはずだが、どうやら無力化されたようだった。主力とだけあってなのか、ここ以外のテロリスト共とは偉い違いの練度を持つようだ。俺達は一旦、入り口脇にある小部屋に身を潜めてから俺は心眼を発動させてから気配や存在を探った。

現代魔法では事象の付随情報にして、存在と表裏一体の情報体たるエイドスに干渉する技術。現代魔法を使う者は皆、イデア「世界そのもので情報体であり、全てのエイドスを内包している「情報」のプラットフォームを、古代ギリシャ哲学
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