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魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
入学編〈下〉
夕食後のデザート×ブランシュについて
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、当然知っていても目の前で見ているという事実に背を向けて才能を全ての責任を押し付けて否定する」

今度は蒼太の言葉で、全員納得している。全員元々魔法による努力はあまりないが、各戦闘術は長い年月をかけて強くなっている。それはここにいる者にとってもだけど、トレミーにいる総合整備士をしているイアンたちは最初はガンダムやMSを整備することしかできなかったが、外史に行くたびに技術力が上がっている。MS以外の技術も、外史の技術を学んではそれを素に技術を吸収している。それはここにいる者たちもそうであるように、俺や深雪は誰にも真似できないような才能と力があるし、別の才能もあるという事でもある。蒼太たちも俺と深雪のような才能がなくとも、別の才能もあるし、深夜たち女性陣だけに装着できるISも持っているし誰も否定なんかしない。蒼い翼でも、才能を開花させるという施設もあるし、魔法が左右されるというのは評価に値しない。

「不足している現代魔法の才能を、別の才能で埋めるのはよくあることだ。その術があるからこそ、第三者としての論評をしていられる。もしそうでなかったら、『平等』という美しい理念にすがりついてただろう。嘘だと分かっていてもだ。魔法の才能に劣った者は、劣っているという事実から目を背けたくて平等という理念を唱えるなさ。魔法が使えない者は、人の持つ才能の一種に過ぎないというのも目を背けて、嫉妬を理念という衣に包み込む。全てを理解した上で扇動している奴らの本当の目的というのは何なのか?輩の言う平等というのは、魔法を使えても使えなくても同じ扱いとなる。魔法による社会的差別の撤廃は、魔法という技能そのものを評価しないということだ。何が言いたいかは結局のところ魔法の社会的意義を否定する。魔法を評価しない社会では、魔法は進歩しないことは俺ら企業側も分かっている。魔法による差別反対を叫び魔法師とそれ以外の者の平等を叫ぶ輩の背後には、今いる国を、魔法が廃れた国したいという勢力が隠れている。この事については現在も蒼い翼を主力として調査中である、内閣府情報管理局、国防軍、といっても国防陸軍第101旅団の独立魔装大隊。日本以外だとUSNA軍統合参謀本部とかに、我々の同志たちが元々潜り込んでるところで覚醒してから極秘や秘匿とされている情報を随時報告してくれる。その報告については脳量子波によってされるが、データとして残すのはヴェーダにやってもらっている。日本とUSNAにいる者たちの報告は膨大すぎるからだ」

善も悪も、魔法は力とされている。財力も技術力も軍事力も力と等しい。魔法は戦艦や戦闘機と同じ種類の力となり、現魔法の軍事利用は世界中で研究されているし魔法技術を巡る軍事スパイ活動も活発と見れる。スパイは必ずしも、任務成功には繋がらない。バレると存在自体消される可能性が高い、それが親友や共に
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