暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
入学編〈下〉
部活連本部での報告
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
。が、ここに載っているリストの人物については懲罰委員に引き渡す予定だ。未遂犯をこれ以上問題なことを起こす訳にはいかないのでな」

「寛大な決定に感謝する。高周波ブレードなどという殺傷性の高い魔法をあの場で使ったのだ。怪我人以前に、織斑が魔法をキャンセルした時点で怪我人が出ていないというのはいい判断だ。本来ならば停学処分もやむを得ないところだが、本人も分かっているだろ。今回のことを教訓として、よく言い聞かせておく。それと拘束者の中にいた未遂犯の常習犯については、懲罰委員に引き渡すのもやむを得ないだろう」

「頼んだぞ。だがまあ今回は織斑が魔法をキャンセル出来る全ての魔法、いや異能の力を全て無効化できる力で高周波ブレードを片手で止めたのは知らない者にとっては自殺行為だ。まあ掴んだときと同時にキャンセルされたのだから、怪我がなくてよかったよ」

と言ったが、俺の無効化については少し語った委員長。会頭が頭を下げ委員長が頷いたあとに発言したのは俺に向けてだったけど。あとは剣道部の処遇については、喧嘩を買った時点で同罪。文句を言う筋合いはないと会長の質問にバッサリと切り捨てる。風紀委員長が裁定を下して、部活連会頭は受け容れ、会長はこれ以上反論はしない。まあ最後に魔法を使おうとした奴らもいたが、俺の無効化能力をフィールドとして使ったのだから。

「最後に聞くが、魔法を使ったのは桐原だけか?」

「使用したのは桐原先輩だけですが、無効化フィールドの中で使用しようとした者もおりましたが、無駄に不発していました」

「なるほど。君の力は規格外だな、ではご苦労だった。護衛の蒼太さんもご苦労だった、織斑だけだったら取り押さえられずに逃走していたかもしれん」

と言われて俺と蒼太は部活連本部室から退出したのだった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ