入学編〈上〉
巡回×取り締まり
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と思ったら剣術部員たち全員が俺に向かって襲いかかってきた。それも差別用語であるウィードと言いながら、ギャラリーたちは悲鳴を上げるが、ギャラリーの中には剣道部員もいるので巻き込まれると思い逃げて行く。俺と蒼太は剣術部員全員を取り押さえる気で、次々と拘束をした。その中でただ一人、この騒ぎの元の原因である壬生は乱闘の中に助太刀のように行こうとした。
「待て、壬生」
が、同じ剣道部の三年生男子部員が彼女の腕を掴んだ。
「あっ、司主将・・・・」
と主将を見てからは俺と蒼太による無双だったと後でエリカから聞いた。そのあと差別用語をたらふく言った剣術部員全員連行という形になったので、通信機から応援頼むと一言告げてから次々と拘束をしていく俺ら。魔法を使おうとした奴らに向けて無効化のフィールドを張ったので、魔法は不発。そして拘束後に応援に来た風紀委員らが来たあとにここにいるメンツに言った。
「この腕章をよく見るがいい。この風紀のマークと6対12枚の翼を。私は今年度護衛付きで入学してきた一年だ。もちろん私の権限により拘束してもらった。以降差別用語であるウィードと口走らない事をお勧めする。以上だ」
と言ったあとで、初めて気づいた者が多く、6対12枚といえばあれしかないと思った者も多い。それは蒼い翼のことを指していることと同時に、俺に向けた男子部主将が興味深く俺を見ていたらしいが、それについては敵の視線ではないことなのでそのまま拘束者をまとめて念力で運んで行った俺であった。
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