暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
入学編〈上〉
ISとCADの調整
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ヴォルトシステムでケルディムやエクシアと機体名と装備が変わる。今は深夜と真夜も指輪が待機状態としている。

「それじゃあ、穂波のISについては後にしてお腹減ってしまったよ。今回は黒鐵の力を久々に使ったからな」

「はいはい。じゃあそろそろ作りましょうか。穂波、深雪。手伝ってくれる?」

と言いながら、三人は台所に立った。そして今回のをトレミーの情報端末に送ったあとに、ダイニングルームにて食事をした。今回は疲労したので回復料理を作ってくれたので、いっぱい食べた。食べたあとに俺は地下にある研究所に行った。ここはCADの調整にISの調整と色々と調整できるようにした。もちろん拠点にいる穂波さんは持っていなくてこちらでISを持つ事になると、コアから開発しないといけないからだ。まあコアは創造の力によってすぐにできたけど。あとは全身装甲にしてから装甲を纏わせた。

ついでだがCADは拠点のように伝統的な補助具である杖や魔法書、呪符に比べて高速、精緻、複雑、大規模な魔法発動を可能にした現代魔法を象徴する補助具だ。しかしながら補助具無しでも大規模な魔法を出すのは拠点にいた奴らの記憶を共有させた者たちと俺のみとなる。全ての面で伝統的な補助具において勝ってはいない。精密機器なCADは杖や魔法書のようなのを比べると細目なメンテが必要なのだ。特に使用者のサイオン波特性に合わせた受信・発信システムのチューニングはとても重要。CADは魔法師から送り込まれたサイオンを材料としてサイオン情報体『起動式』を出力し、魔法師はサイオンの良導体である肉体を通じて起動式を読み取り、これを設計図として魔法式を組み立てる。CADを用いた魔法は調整の良し悪しで、起動速度が変動するそうだ。五割から十割とか。これを教えられた時はよく分からなかったが、この外史に来てからやっと分かったような気がした。保護した達也によって教え込まれたけど。

サイオン=想子は思考や意思を形にする粒子と言われているようで、意思の有り様は十人十色で千人いれば千通りと言った感じでサイオンの波動は一人一人違う特性を持っている。俺ら的には波導や気と言ったもんだと考えている。波導も気も人それぞれによって違うから。チューニングが合っていないCADは使用者とサイオンのやり取りが上手くいかない。これ以外にも使いやすくなる事はたくさんある。CADの調整は俺らでいうなら機体の調整と同じような感じで、精密機器であるISの「初期化(フィッティング)」と「最適化(パーソナライズ)」のような感じである。ISの調整は整備専門の者に限るし、MSもパイロットや整備士であるイアンたちで調整をする。CADも専門の者で魔工技師という者がやる事になる。

サイオン波特性は肉体の成長、老衰によって変化し、体調によって影響を受けると聞いた。俺らがこの外史に
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