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魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
入学編〈上〉
次元パトロール隊という組織について
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孫策、長尾景虎に服部正成は三国志と戦国時代の武将名。特に服部正成は服部半蔵とも言われているから、ここにいる副会長の名前も服部刑部少丞範蔵。名前は漢字違いだが、読みとしては同性同名に近い。

「武将たちの名前だと理解はしましたが、どうして女性なのですか?本来は男性だと聞きますが」

「その質問はいまいち答えられない。その外史に行ったら武将たちが女性になっていた。元々女性と言われたのが男になっていましたけど」

『そうね。私たちも初めて会ったときは思わず一真さんの背中に隠れたくらいインパクトがあるくらいだったから』

まあそうなんだよね。貂蝉に卑弥呼、じごろう銀次だけは筋肉むきむきのオッサンだからな。まあ慣れれば扱いやすいが、俺以外の者たちは苦手だ。もちろんここにいる深雪もな。これも恋姫フィルターにかけたらそうなったという訳なんだけど。あとは一條三真にボブ左右衛門とシルベス田も迫力のある人たちだったが連れて来なくて正解だったかもな。連れてきたら乗っ取られる可能性が高い。

「それとあの化け物について教えてもらえますか?」

「そうだった。あの化け物、俺らはドウターと呼んでいる。ドウターは世界を破滅させる、そして破滅した外史にいた人物は消滅の道になり崩壊する。そして今回現れたのは俺が前回行っていた外史の鬼と言う存在がドウター化した事による強化体。ちょっとやそっとじゃ倒せないという面倒な化け物になってしまったが、これに対抗する力が俺らの力であり、拠点から持ってきた技術だ。そしてドウターというのは必ずしも小型ではない、先程みたいに小型もいるが中型や大型も存在する。そいつらを倒すための力を持っている組織が・・・・・」

「ソレスタルビーイングということですか。確かにあの有人機動兵器やISと呼ばれる兵器はどれもこの世界に存在しない兵器。それを持っているという事は」

「その通り。ソレスタルビーイングもただ戦争や武力介入をするためではなく、元々ドウターに対抗するために生まれた組織であり。そして俺らの日常を壊すのであれば国家やテロリストにも牙を剥かせますが」

とそろそろあちら側の真由美も仕事の途中なので通信を切ってから、俺らの話を終止符にして打った。そしてこの話は極秘中の極秘なので、頭の片隅にでもと思いながらも防音結界を解除し、俺と渡辺先輩は風紀委員会本部に向かう。が、あまりにも汚れていたのでまるで千冬の部屋みたいだと思いながら片付けを始めた。風紀委員は男所帯らしく整理整頓をといつも心がけているようだが、片付けには向いていないようだった。そして書類とかも紙らしいが、俺は珍しいとは思わない。
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